ペラペラ英語飯24「自転車屋の空気入れを使わせてもらう」
(前回までのあらすじ)ピットと太郎は鳥に乗って「英語飯」の看板がある山に行こうと考えています。自転車屋の作業員に空気入れを貸してくれないかと頼んだところ、正面玄関にあるものを使っていいと言われました。
Taro and Pit went to the front entrance. Taro fixed the bird’s tube and the hose of an inflator with a special appliance and switched the inflator machine on. Then, The bird swelled up quickly.
Taro said, “After all, The performance of an inflator for business is different from others."
With the inhaler of the hospital, It had taken five minutes to become over 100 times bigger than the normal size of small birds, but with the inflator for bicycles, It took only one minute to become the same size.
Pit said, “Let’s pump up the bird for another several minutes just in case."
English specialist “IDIY Yoko" checked.
解説
Taro and Pitwent to the front entrance.
訳「太郎とピットは正面玄関に行きました。」
front entranceは「正面玄関」という意味です。
Tarofixedthe bird’s tube and the hose of an inflator with a special appliance and switchedthe inflator machine on.
訳「太郎は鳥から出ているチューブと空気入れのホースを専用の器具で固定し、空気入れのスイッチを入れました。」
この文は等位接続詞のandを使って以下の2つの文を繋いでいます。
⇒「等位接続詞andとは」
(A)Taro fixed the bird’s tube and the hose of an inflator with a special appliance.
(B)Taro switched the inflator machine on.
switch A onは「Aのスイッチを入れる」という意味です。switch on Aでも間違いではありませんが、switchのすぐ後ろに対象の名詞を置き、onと続けたほうが自然な表現になります。
Then, The birdswelled up quickly.
訳「すると、鳥は見る見るうちに大きくなりました。」
swell upは「膨らむ」という意味です。
Pit said, “After all, the performance of an inflator for businessisdifferent from others."
ピット「やはり、業務用の空気入れの性能は他のと違うね。」
after allは「何といっても」、「やはり」という意味です。
for businessは「業務用の」という意味です。
different from~は「~と異なる」という意味です。
不定代名詞のothersは「他のもの」とう意味です。全部とは言わないまでも、不特定多数のいくつかのイメージです。⇒「不定代名詞とは」
With the inhaler of the hospital, Ithad takenfive minutesto become over 100 times bigger than the normal size of small birds, but with the inflator for bicycles, Ittookonly one minuteto become the same size.
訳「病院の吸入器では普通の小鳥の100倍の大きさにするのに5分はかかりましたが、自転車屋の空気入れを使った場合はたった1分で同じ大きさになりました。」
この文は等位接続詞のbutを使って以下の2つの文を逆接でつないでいます。
⇒「等位接続詞butとは」
(A)With the inhaler of the hospital, It had taken five minutes to become over 100 times bigger than the normal size of small birds,
(B)With the inflator for bicycles, It took only one minute to become the same size.
A文とB文の両方の先頭に「前置詞+名詞句」を置いて、「病院の吸入器を使った場合」、「自転車屋の空気入れを使った場合」のように、場合分けを文の冒頭でに明確にしています。
例)Aを選んだ場合、~になります。Bを選んだ場合、~になります。
A「病院の吸入器を使った」のとB「自転車屋の空気入れを使った」のではAのほうがBよりも過去のことを言っているのでAを大過去にしています。
⇒「大過去とは」
A文とB文の両方とも形式主語を使っています。不定詞を使った名詞句が真主語です。
⇒「不定詞とは」
A文の名詞句の中では比較級を用いて鳥のサイズを比較しています。
⇒「比較級とは」
Pit said, “Let’s pump upthe bird for another several minutes just in case."
ピット「余裕を持ってあと数分空気を入れておこう。」
pump upは「空気を入れる」という意味です。
another several minutesは「あと数分」という意味です。
just in caseは「念のために、もしものために」という意味です。
全文訳
太郎とピットは正面玄関に行きました。太郎は鳥から出ているチューブと空気入れのホースを専用の器具で固定し、空気入れのスイッチを入れました。すると、鳥は見る見るうちに大きくなりました。
ピット「やはり、業務用の空気入れの性能は他のと違うね。」
病院の吸入器では普通の小鳥の100倍の大きさにするのに5分はかかりましたが、自転車屋の空気入れを使った場合はたった1分で同じ大きさになりました。
ピット「余裕を持ってあと数分空気を入れておこう。」
英語飯チェック
語句 | 意味 |
---|---|
front entrance | 正面玄関 |
fix | 固定する |
inflator | 空気入れ |
appliance | 器具 |
switch on | スイッチを入れる |
swell up | 膨らむ |
after all | 何といっても、やはり |
for business | 業務用の |
different from~ | ~と異なる |
pump up | 空気を入れる |
another several minutes | あと数分 |
just in case | 念のために |