本記事では等位接続詞の「but」と「yet」について説明します。接続詞とは、文と文をつなぐための品詞です。句や単語もつなげられます。

意味が対立している2つの文をつなげて、話の流れを分かりやすくしたいと思うときがあります。例えば、

「私は彼のためにオレンジを買った。」

「彼は喜ばなかった。」

を読むと、2つの文がそれぞれ事実を述べているだけに感じますが、

「私は彼のためにオレンジを買ったけど、彼は喜ばなかった。」のように2つの文をつなげると、オレンジを「買った」⇒「喜ばなかった」の話の流れによって文が読みやすくなります。そんなときに等位接続詞の「but」や「yet」を使います。

なお、等位接続詞とは、2つの文を同じ重要度とする接続詞であり、2つの文の内容や意味が対立していても問題ありません。

等位接続詞「but」

 

以降の説明はA文、接続詞、B文という順番で並んでいるものとして話を進めます。

接続詞

but「AしかしB」で文をつなげる

butは内容、意見が対立する2つの文を接続する接続詞です。以下の英文を読んで下さい。

(A)I bought an orange for him.「私は彼のためにオレンジを買った。」

(B)he wasn't pleased. 「彼は喜ばなかった。」

上記の英文をbutでつなげると以下になります。

I bought an orange for him, but he wasn't pleased. 「私は彼にオレンジを買ったけど、彼は喜ばなかった。」

Bの文が話し手が一番伝えたいこととして伝わります。今回の例では「彼が喜ばなかった」ことが一番伝えたいこととして伝わります。

オレンジを買ったけど、喜ばなかった。

 

共通する箇所を省略できるルールはandと同じです。以下の英文を読んで下さい。

(A)He is brainless. 「彼は頭が悪い。」

(B)He is handsome. .「彼はハンサムだ。」

上記の英文をbutでつなげると以下になります。

He is brainless, but He is handsome.

「He is」が共通しているので省略すると以下の英文になります。

He is brainless but handsome. 「彼は頭が悪いけどハンサムだ。」

先ほど説明したように、一番伝えたいことはB文、つまり「ハンサム」が一番伝えたいこととして伝わります。

サッカーの試合の残り時間15分のときに、日本語で「あと15分あるが、負けている。」と言うのと「負けているが、あと15分ある。」と言うのとどう違うでしょうか。

そうです。後ろ側で「負けている」と言ったほうは「負けそうだ」というマイナス指向のイメージになり、後ろ側で「あと5分ある」と言った方は「時間があるから頑張ろう!」というプラス指向にイメージになります。

英語も同じです。前向きなイメージを伝えたいときは、前向きの言葉を後ろに置きましょう。

サッカー残り15分

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yet「AしかしB」で文をつなげる

butと同じ意味で使われる等位接続詞に「yet」があります。

混乱

yetは完了形でよく使われる副詞で、否定文で「まだ~」、疑問文で「もう~」という意味になります。これだけでもややこしいのに、さらに等位接続詞として登場です。⇒「完了形とは

butだけでええやん。

私もそう思いますが、長い歴史の中で定着してきたルールとして受け入れましょう。現代英語語法辞典には以下のように説明されています。

yet

・初めに言ったことに関して、意外と思われる事実を追加する導入語として用いられる。

・前の文との意味的関連から後ろの文に意外性が強い場合に用いられ、butやstillに比べるとかなり堅い語である。

 

つまり、「~にもかかわらず」のような、強い意外な気持ちを込めて使います。

Today is very cold, yet Pit doesn't wear anything. 「今日はとても寒いが、ピットは何も着ていない。」

良く使われる「not A but B」

等位接続詞の「but」を用いた表現でよく使われるものに「not A but B(AではなくB)」があります。以下の例文を読んで下さい。

He ate not two but three apples. 「彼は2個ではなく3個のリンゴを食べた。」

ateはthree applesのことも説明しているので、以下の文にしないよう注意しましょう。

× He didn't eat two but three apples.

3個のリンゴを食べた

良く使われる「not only A but also B」

もう1つ、「but」を用いた表現で良く使われるものに「not only A but also B(AだけでなくBも)」があります。以下の例文を読んで下さい。

He like not only apples but also melons. 「彼はリンゴだけでなくメロンも好きだ。」

先ほどの「not A but B」はAとBが対立した意味なのでイメージしやすいですが、今回は対立しないAとBがbutで挟まれてます。。混乱しますが、特殊な言い回しとして覚えてしまいましょう。なお、alsoは省略可能です。

リンゴとメロンが好き

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