この記事では前置詞のout、outside、opposite、but、except、besidesについて説明します。前置詞とは何かについては次の記事を参照して下さい。
⇒「前置詞とは

out(外)

outの基本イメージは「外」です。outが前置詞として用いられるのは、「内側から外側へ」を表現するときのみです。そのため、inが「外側から内側へ」という意味をなす場合のみ、対義語としてoutを用いることができます。

Taro went out the tent.

「太郎はテントから出て行った。」

outside(外側)

outsideの基本イメージは「外側」です。outと同じく外にあることを表現する前置詞ですが、内側と外側の境界がハッキリしていて、かつ外側であることを強調したいときに使います。

He is sleeping outside the tent.

「彼はテントの外側で寝ている。」

outsideの反対はinsideで、考え方はoutsideと同じです。
⇒「前置詞insideとは

太郎がテントの外で寝ている

opposite(反対側)

oppositeの基本イメージは「反対側」です。基準となるものとは反対の方向、すなわち、向かい側を表現します。

The bus stop is opposite Pit's house.

「バス停は太郎の家の向かい側にあります。」

上記文は道路を隔てた向かい側にバス停があるイメージです。この表現を過去の記事で見たことがあると思った方、ナイス気づきです。そうです、前置詞acrossを使っても同じことを表現できます。oppositeは隔てるもの(the street)を表現しなくても隔ててるニュアンスが伝わるので楽ですね。

The bus stop is across the street from Pit's house.

「バス停はピットの家から道路を挟んで向かいにあります。」

家の向かいにバス停がある

 

以下の画像のように、家の目の前にバス停がある場合はoppositeは使いません。この場合はin front ofを使うのが適切です。

A bus stop is in front of Pit's house.

「太郎の家の正面にバス停があります。」

ピットの家の前にバス停がある

 

ちなみに、oppositeは形容詞として使って、反対の状況や場所を説明するのによく使われます。

Taro has a opposite opinion.

「太郎は反対意見を持っている。」

A good thing is written on the opposite page.

「反対のページにいいことが書かれている。」

スポンサーリンク

but(除いて)

butは「しかし」という意味の接続詞として使われるイメージが強いですが、前置詞として使うことがあります。

no, any, every(または、これらのを含む語)、all, last, nextやwho, where, whatの疑問詞などで集合の全体や一部を表現しているものに対して「…を除いては」という意味を付け加えます。

Everybody but Pit seems to be hungry.

「ピットを除いた皆がお腹が空いているように見える。」

このbutの使い方を知っておかないと、「しかし太郎はお腹が空いてそうに見える。」のような全く逆の意味に捉えてしまう危険があるので、しっかりと覚えておいて下さい。

上記英文は「but Pit」を主語の直後に置いていますが、文末に置くこともあります。

Everybody seems to be hungry but Pit.

ピットを覗いて全員お腹が空いている

except(除いて)

exceptの基本イメージもbutと同じ「除いて」です。

Everybody except Pit seems to be hungry.

「ピットを除いた皆がお腹が空いているように見える。」

except の代わりに except for もよく使われます。意味は同じです。

Everybody except for Pit seems to be hungry.

「ピットを除いた皆がお腹が空いているように見える。」

except forは集合の全体や一部を表現していないものに対しても「…を除いては」という意味を付け加えることができます。例えば、以下の文にはone dayが属する集合はありません。

Pit wasn't able to participate in the fruit festival except for one day.

「ピットは1日を除いて果物祭りに参加できなかった。」

but、exceptのニュアンスは違いは?

butを使った場合は、butの前(Everybody)に重点が置かれて「みんながお腹が空いてそう」、exceptを使った場合は、exceptの後ろ(Pit)に重点が置かれて「ピットはお腹が空いて無さそう」というニュアンスの違いがある話もありますが、実際のところは、厳密に使い分けられるほどのニュアンスの違いはなく、感覚的にexpectの方が除外の印象が強くなるそうです。

ピットを除いた皆のお腹が空いてそう

besides(他に)

besidesの基本イメージは「他に」です。「A文 beside B」で「Bの他にA文」という意味になります。

There is no one who ate ten apples a day besides Pit.

「ピットの他にリンゴを1日10個食べた人はいない。」

スペルがとても似ている前置詞にbesideがあります。besideとbesidesは意味が違うので気を付けましょう。
⇒「前置詞besideとは

besidesは接続副詞として使われることもあります。
⇒「接続副詞とは

◀前回記事
次回記事▶
これからも日本人全員ペラペラを目指して頑張りますので、この記事が参考になりましたらシェアをお願いします!
  • Google+で送る
  • はてなブックマーク
  • LINEで送る