疑問副詞Why、When、Where、Howの使い方。時、場所、理由、方法について質問する。

2017年8月7日

本記事では疑問副詞について説明します。疑問副詞とは「いつ、どこで、なぜ、どのように」を質問したいときに使う疑問詞です。

前回記事でwho、whatについて説明したので、これで5W1Hが出揃ったことになります。⇒「前回記事

5W1Hとは、聞き手に内容を正確に伝えるために、when(いつ)、where(どこで)、who(誰が)、what(何を)、why(なぜ)、how(どのように)を含めて表現しようという指針です。

whichがない

whichを含めなくても話を正確に伝えることができるので、5W1Hにwhichは含まれません。

1月1日(when)
システムトラブル発生の連絡が入ったので(why)
私は(who)
タクシーで(how)
会社に(where)行き
10時から仕事を(what)する約束をしました。

When

when「いつ」

whenは日時や時期の回答を期待するときに使います。疑問文を作るときの手順は疑問代名詞と同じです。手順を確認しながら実際に作ってみましょう。

You bought apples at 7:00 p.m. 「あなたは午後7時にリンゴを買った。」

①質問したい日時や時期を表す箇所をwhenに変えます。whenを副詞として使うので、修飾語句「at 7:00 p.m.」のカタマリをwhenに変えるのがポイントです。

You bought apples when.

②whenを英文の先頭に移動します。

WhenYou bought apples.

③when以外の英文を疑問文に変えます。

When did you buy apples? 「あなたはいつリンゴを買ったの?」

About 2 hours ago. 「2時間くらい前だよ。」

これで疑問副詞を使った疑問文の完成です。Whenだと「昨日の夜」とか「1週間くらい前かな」とか色々な言い回しがあるので、時刻を聞きたいときはWhat timeを使うのをお勧めします。

What time did you buy apples? 「何時にリンゴを買ったの?」

7 pm. 「午後7時だよ。」

 

ピットリンゴを買う

where「どこで」

whereは場所の回答を期待するときに使います。疑問文を作るときの手順は先ほどと同じです。実際に作ってみましょう。

以下の英文を、どこでリンゴを買ったのかを質問する英文に変えてみて下さい。

You bought apples at the supermarket. 「あたははスーパーマーケットでリンゴを買った。」

①質問したい場所を表す箇所をwhereに変えます。whereを副詞として使うので修飾語句「at the supermarket」のカタマリをwhereに変えるのがポイントです。

You bought apples where.

②whereを英文の先頭に移動します。

Where you bought apples.

③where以外の英文を疑問文に変えます。

Where did you buy apples? 「あなたはリンゴをどこで買ったの?」

Supermarket. 「スーパーマーケットだよ。」

スーパーマーケットでリンゴを買う

whereは疑問代名詞にもなる

whereは代名詞としても使えます。以下の英文を読んで下さい。

You bought apples at the supermarket. 「あたははスーパーマーケットでリンゴを買った。」

①質問したい場所を表す箇所をwhereに変えます。先ほどは修飾語句「at the supermarket」のカタマリをwhereに変えましたが、今回は名詞の「the supermarket」をwhereに変えます。

You bought apples atwhere.

②whereを英文の先頭に移動します。

Where you bought apples at.

③where以外の英文を疑問文に変えます。

Where did you buy apples at? 「あなたはリンゴをどこで買ったの?」

文末にatが有るか無いかの違いだけになりましたが、これが疑問代名詞として使う方法です。といっても、この言い方はあまり聞かないような気がします。。

Where are you from? 「どこ出身ですか?」

の質問でよく見かけますね。

why「なぜ」

whyは理由を聞きたいときに使います。今までとは疑問文の作り方が少し異なります。実際に作ってみましょう。

You bought apples at the supermarket. 「あたははスーパーマーケットでリンゴを買った。」

①文全体に対して「なぜ」と問いかけることになるため、whyを当てはめる箇所はないのでそのままにします。

You bought apples at the supermarket.

②whyをいきなり文先頭に追加します。

Why You bought apples at the supermarket.

③why以外の英文を疑問文に変えます。

Why did you buy apples at the supermarket? 「なぜ、スーパーマーケットでリンゴを買ったの?」

答えるときはBecause「なぜなら」を文頭に付けて答えます。

Because, Apples were on sale. 「リンゴが特売だったからだよ。」

特売だったのでリンゴを買った

how「どのように」

howは方法や手段を聞きたいときに使います。実際に作ってみましょう。

You went to the supermarket by car. 「あなたはスーパーマーケット車で行った。」

①質問したい場所を表す箇所をwhereに変えます。修飾語句「by car」のカタマリをhowに変えます。

You went to the supermarket how.

②howを文の先頭に移動します。

How you went to the supermarket.

③how以外の英文を疑問文に変えます。

How did you go to the supermarket? 「どうやってスーパーマーケットに行ったの?」

By car. 「車でだよ。」

車でスーパーに買い物に行く

how「どのくらい?」

howは数量、長さを聞きたいときにも使えます。「How+形容詞」を文頭に置くことで「どのくらい~?」の意味になります。以下の英文を読んで下さい。

You bought eight apples at the supermarket. 「あなたはスーパーマーケットでリンゴを8個買った。」

①質問したい数量や長さを表す箇所を「how+形容詞」に変えます。今回は個数を聞きたいので「How many」にします。

You bought how many apples at the supermarket.

②「how+形容詞+名詞」を文の先頭に移動します。

How many apples You bought at the supermarket.

③「how+形容詞+名詞」以外の英文を疑問文に変えます。

How many apples did you buy at the supermarket?「どのくらいのリンゴをスーパーマーケットで買ったの?」

Eight apples. 「8個だよ。」

リンゴを8個買った

 

「How+形容詞」で使われる形容詞は他にも沢山あります。

how+形容詞意味例文
how far距離How far can you swim?
どのくらい遠くまで泳げますか?
how fast速さHow fast can you run?
どのくらい速く走れますか?
how long長さHow long did you study?
どのくらい長く勉強しましたか?
how muchHow much is this apple?
このリンゴはいくらですか?
how old年齢How old are you?
何歳ですか?
how tall高さHow tall is Tokyo Sky Tree?
東京スカイツリーはどのくらい高いですか?

how「どう?」

howは様子や調子を聞きたいときにも使えます。慣用表現として覚えておきましょう。

慣用表現とは、2語以上の単語を決められた順に並べたものを特別の意味で使うことをいいます。遠い昔からの習慣で定着してきた表現です。

日本語の例を挙げると「ピットはリンゴに目がない。」

外国人がこれを聞いたら「リンゴに目が無いのはあたりマエヨ」と言いそうですが、この「目がない」は夢中という意味で使われます。

英文
How are you?元気?
How are you doing?元気?
How's it going?調子はどう?
How do you do?はじめまして
How about you?あなたはどう?
How do you feel?気分はどう?
How do you like it?味はどう?
How is the weather?天気はどう?
How could you say things like that?どうしてそんなことが言えるの?

関係副詞を使って提案する

疑問副詞を使った疑問文は「いつ?、どこで?、なぜ?、どのように?」などの疑問を投げかけるのが基本の使い方ですが、「~したらどう?」のように相手を誘うのにも使うことができます。

Why don’t you~? は直訳すると「なぜ~しないの?」で、この意味から派生して「~しませんか?」という提案の疑問文になります。主語をweにして皆でする提案にもできます。

Why don’t you go to a supermarket? 「スーパーマーケットに行ったらどうですか?」

Why don’t we go to a supermarket? 「スーパーマーケットに行きませんか?」

しかし、全部が全部このような提案になるわけではなく、文脈から「なぜ~しないのか?」という意味になることもあります。

Why don’t you want to eat apples? 「どうしてリンゴを食べたくないの?」

How about ~ingは直訳すると「~についてはどうか?」で、この意味から派生して「~してはどうですか?」という提案の疑問文になります。aboutの後ろは名詞が置かれる場合もあります。

How about going to a supermarket? 「スーパーマーケットに行くのはどうですか?」

以下のリンクから実際のセリフが聴けます。

項目セリフシーン
Why don't you~?Why don't you try the bottle on the table?
テーブルの上の飲み物を試してみたらどうだい?
Why don't we~?Why don't we put to sea?
出港するのはどうだい?
How about~?How about a nice cup of tea?
美味しいお茶はいかが?