本記事では接続副詞について説明します。接続副詞とは、接続詞っぽい役割をしている副詞のことをいいます。

「接続詞っぽい」とは何かについて、接続詞の概要を説明しながら順を追って説明します。

英語 接続詞と接続副詞

接続詞とは

以下の英文を読んで下さい。

Pit went to the supermarket. He bought apples.

上記文章には以下の2つの文があります。

Pit went to the supermarket. 「ピットはスーパーマーケットに行きました。」

He bought apples. 「彼はリンゴを買いました。」

どうして2つの文があるか分かるのかというと、文の終わりには必ずピリオド「.」があるからです。日本語の句点「。」と同じですね。

2つの文でも問題ありませんが、「彼はスーパーマーケットに行きました。彼はリンゴを買いました。」と言うよりも「彼はスーパーマーケットに行き、リンゴを買いました。」と言ったほうが流れが良く、読みやすくなります。

そこで、利用するのが接続詞です。上記英文を接続詞のandでつないだ文は以下になります。

Pit went to the supermarket, and bought apples.

ピリオドが1つ、つまり文が1つになりました。このように、文を合体させて1つの文にする単語を接続詞といいます。ちなみに、接続詞の前にはコンマを入れて区切りを分かりやすくしますが、合体させる文が短い場合はコンマを入れなくてもいいです。

Pit went to the supermarket and bought apples.

接続詞の種類には等位接続詞や従位接続詞があります。文を合体させるという意味では同じです。詳しい使い方は以下の記事を参照して下さい。
⇒「等位接続詞とは
⇒「従位接続詞とは

スーパーマーケットでリンゴを買う

接続副詞とは

一方、接続副詞は文を合体させて1つの文にする力は持っていませんが、前の文の意味を次の文に引き継ぐ副詞です。

以下の英文を読んで下さい。

(A)He ate five apples. 「彼はリンゴを5個食べた。」

(B)He drank three cups of apple juice. 「彼はリンゴジュースを3杯飲んだ。」

この2つの文を接続副詞のalsoを用いてつなぐと以下になります。

He ate five apples. Also, he drank three cups of apple juice.

「彼は5個のリンゴを食べた。その上、リンゴジュースを3杯のんだ。」

文は2つのままで、Aの文の意味をBの文が引き継いで話を進めているのが分かります。なお、接続副詞の直後にはカンマを入れて、副詞であることを分かりやすくします。

では次に代表的な接続副詞を見てみましょう。以降の説明は接続副詞の前の文をA文、後ろの文をB文と言いながら話を進めます。沢山あって具合が悪くなりますが暗記しようとせずに気楽に読んで下さい。

接続副詞

時間的な次を表す接続副詞

接続副詞 意味
then それから
next 次に
subsequently その後

A文⇒B文の順番で時間が流れて行きます。

thenの後ろにコンマを置かない人が多いです。紛らわしいので全部コンマを置くルールにして欲しいところですが、長い歴史の中で定着してきたルールなので受け入れましょう。

He ate apples. Then he ate melon.

「彼はリンゴを食べた。それから、メロンを食べた。」

リンゴとメロンを食べた

内容を追加する接続副詞

接続副詞 意味
also その上
besides
moreover
furthermore

「その上」が4個!(・□・;)

alsoは話を付け加えることに主眼が置かれていますが、「さらに」を強調したいときはbesides、moreover、furthermoreを使います。日常会話でよく使うのはbesidesです。moreover、furthermoreは堅い感じになります。

He ate five apples. Besides, he drank three cups of apple juice.

「彼はリンゴを5個食べた。その上、リンゴジュースを3杯飲んだ。」

リンゴとリンゴジュース

結果を表す接続副詞

接続副詞 意味
accordingly それゆえ
consequently
hence
therefore
thus

「それゆえ」が5個!(・□・;)

A文の結果をB文で言うために使います。意味の違いについて、現代英語語法辞典には以下のように記載されています。

therefore、hence、wherefore:厳密な推論において、後にくる事柄が前提から引き出される必然的なものであることを示すために用いられる。

Muscle cells need lots of fuel and therefore burn lots of calories.(筋肉細胞は多くの燃料を必要とするが、そうだからこそ多くのカロリーを燃焼させるのである。)

consequently、accordingly: 上の3語よりはいくぶんくだけた語であるが、consequentlyはしばしば推論を導くのに用いられ、必ずしも結論の必然性を意味せず、むしろ結論の足場を暗示するか、あるいは前提となるものからの強い可能性を含意する。

accordinglyは通例、論理的結果または因果関係を示し、必然性よりも結果として起こるものの自然さを含意する。

The budget for health care has been cut by 10%. Accordingly, some hospitals may be forced to close.(保健医療の予算が10%削減されたので、病院の中には閉鎖に追い込まれるところが出てくるかもしれない)

つまり、

A文で論じて、それから導き出される結論をB文に書くときは、thereforeまたはhence

A文で前提を書き、それをもとに強い可能性で現れることを書くときはconsequently

A文で事象を書いて、それから自然に起きることをB文に書くときはaccordingly

He ate five times a day. Accordingly, he is fat.

「彼は1日5回食事をした。それゆえ、彼はデブだ。」

太ったピット

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反対のことを表す接続副詞

接続副詞 意味
however しかし
still それにもかかわらず
nevertheless
nonetheless

He was not hungry. However, he ate the apple.

「彼はお腹が減っていなかった。しかし、リンゴを食べた。」

リンゴを食べる

脅す接続副詞

接続副詞 意味
else さもなければ(等位接続詞orと共に使う)
otherwise さもなければ

Eat apple, or else you get sick.

「リンゴを食べなさい。さもなければ、病気になるよ。」

リンゴをあげる

等位接続詞+接続副詞の合わせ技で1文にしてしまう

等位接続詞と接続副詞を一緒に使えば、接続副詞の意味を使いながら文を1つにできます。

以下の英文を読んで下さい。

He ate apples. Then he ate melon.

「彼はリンゴを食べた。それからメロンを食べた。」

Thenの前に等位接続詞のandを置いて以下の文にします。

He ate apples, and then he ate melon.

「彼はリンゴを食べ、それからメロンを食べた。」

1文になりました。等位接続詞には他にもbut、orなどがありますが、butにはstill、orにはelseなど組み合わせのパターンは大体決まっています。

セミコロンを使って1文にしてしまう

等位接続詞を使わずに、接続副詞だけで1文にする方法があります。裏技のように聞こえますが、メジャーな方法です。

以下の英文を読んで下さい。

He ate apples. Then he ate melon.

「彼はリンゴを食べた。それからメロンを食べた。」

appleの直後のピリオドをセミコロン(;)に変えます。Thenの先頭を小文字にします。

He ate apples; then he ate melon.

これだけで1文になりました。セミコロンは等位接続詞を表す記号として使われるので、このような表現が可能になります。

接続副詞の特徴

ここまで聞くと、ほとんど接続詞と変わらないと思いますが、接続副詞は接続詞っぽいけど副詞であるというのを忘れてはいけません。

接続詞は文と文のあいだに置くという決まりがありますが、接続副詞は副詞を置ける位置に移動できるのが特徴です。

He ate apples. he ate melon then.

色々な場所に移動すると言えばhoweverが有名です。以下の文はすべて文法的に問題ありません。文中に入れるときはhoweverをコンマで挟むことを忘れないようにしましょう。ちなみに、ネイティブの人はhoweverを中に入れることを好む人がいます。

He was not hungry; however, he ate the apple.

He was not hungry; he ate, however, the apple.

He was not hungry; he ate the apple, however.

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