本記事では助動詞「may」について説明します。

助動詞「may」とは、「~してもいい(許可)」や、「~かもしれない(推量)」の意味を追加する助動詞です。

ピットがオーケーサイン

許可(~してもいい)

前回記事で説明した助動詞canも「~してもいい」の使い方がありますが、mayのほうが礼儀正しい表現になります。

なぜなら、canは可能(~できる)という意味が派生して許可(~してもいい)が生まれたので「~できる」のニュアンスを含んでいるのに対し、mayはそもそもが許可を追加するための助動詞なので、「~できる」のニュアンスは無く、「~することを許す」のニュアンスそのものだからです。

~することをお許し下さい。m(__)m

以下の英文を読んで下さい。

You eat the apple. 「あなたはリンゴを食べる。」

これに助動詞mayを追加すると以下の英文になります。

You may eat the apple. 「あなたはリンゴを食べてよろしい。」

You mayの肯定文は目上の人が目下の人に対して許可を与える、ちょっと威張った感じになります。なので、外国人友達に言うのはやめましょう。

推量(~かもしれない)

mayは「~かもしれない」という意味にも使います。かも知れない、じゃないかも知れない、つまり半々くらいの確率のイメージです。以下の英文を読んで下さい。

You eat the apple. 「あなたはリンゴを食べる。」

これに助動詞mayを追加すると以下の英文になります。

You may eat the apple. 「あなたはリンゴを食べるかも知れない。」

気が付きましたでしょうか。先ほど作ったmayの文とまったく同じ英文を作ったのに「リンゴを食べてよろしい」と「リンゴを食べるかも知れない」という2つの訳が出来上がってしまいました。

残念なことに、この文を読んだだけでは許可、推量どちらのmayなのかを判別することができません。

例えば、上司が部下にリンゴを手渡したあとに「You may eat the apple.」と言ったなら「リンゴを食べていいぞ。」という訳になります。

一方、お腹が減って死にそうな人の前にリンゴを置いて、目の前に「Don't eat!(食べるな)」という看板を置いたあと、「You may eat the apple.」と言ったなら、「あなたはリンゴを食べるかも知れない。」という訳になります。

つまり、文脈から許可、推量どちらのmayなのかを判別する必要があるということです。

You may want to ~を使うと「~してもいい」、「~できる」という意味になるので、明確に許可を伝えたいときはこの表現を使いましょう。

You may want to eat this apple. 「あなたはリンゴを食べていい。」

I'm hungry

 

ちなみに、会話でよく使われる「Maybe」はMayとbeが合体してできた副詞です。意味は想像どおり「多分」や「~かも知れない」です。

Maybe He is hungry. 「多分彼は空腹だ。」

以下の動画はローラが躍る「Call me Maybe」

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もう少し確率を下げたい

mayの半々くらいの確率をもう少し下げた表現にしたいと思うことがあります。そんなときはmayの過去形のmightを使います。

canのときと同じように、現在と過去の距離があるイメージを利用して、距離が離れて確率が下がるイメージをしましょう。

You might eat the apple. 「あなたはリンゴを食べるかも知れない。」

否定文にする

以下の英文を読んで下さい。

You may eat the apple. 「あなたはリンゴを食べてもいい。」

これを否定文にするには、いつも通り助動詞の後ろにnotを置きます。

You may not eat the apple. 「あなたはリンゴを食べてはいけない。」

疑問文にする

以下の英文を読んで下さい。

I may eat the apple. 「私はリンゴを食べてもいい。」

これを疑問文にするには、いつも通り主語の前に助動詞を移動し、文末に?を置きます。

May I eat the apple? 「リンゴを食べてもいいですか?」

Can I eat the apple? 「リンゴを食べてもいいですか?」

May I ~と Can I ~どちらが礼儀正しいお願いの仕方でしょう。そうです。May I ~?の方です。とにかくMayは礼儀正しいと覚えましょう。仲の良い友達には「Can I ~?」です。

「May I ~?」で有名な言葉に「May I help you?」というのがあります。この言葉を「いらっしゃいませ」と訳したりしますが、日本の「いらっしゃいませ」とは少しニュアンスが違います。

日本では店内に入ってきた客にとりあえず「いらっしゃいませー」と一方的に挨拶し、客から返事が無くても特に問題になりません。

一方、「May I help you?」は「何かお手伝いさせていただいてよろしいですか?」という気持ちが含まれるので、返事をしないのは少し失礼な雰囲気になります。

「May I help you?」と聞こえたら、とりあえず返事をしておきましょう。

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