ピーターパン24「フック船長登場。ピーターパンの隠れ家がどこにあるかを考える。」
海賊らしいことができない海賊たちが仲間のスミーに八つ当たりしています。
Why, I’ve almost forgotten how to slit a throat.
海賊「おお、首をかっ切る方法をほとんど忘れるところだったぜ。」
現在完了形のセリフです。現在完了形にすることで、徐々に忘れかけてきて今にいたるイメージが伝わります。
⇒「現在完了形とは」
「疑問詞+to不定詞」が文の目的語になっています。how to~で「~する方法」という意味になります。
⇒「疑問詞+to不定詞とは」
Why, I've almost forgottenhow to slit a throat.
このセリフのwhyは疑問詞ではなく間投詞です。驚きや承認を表したり、「えっと」のように考えているときの表現に使います。
Better hop it.
海賊「立ち去ったほうがいい。」
hop itは「逃走する」「さっと立ち去る」といった意味で会話で使われます。
BetterはI had betterを省略したものです。
「had better +動詞の原形」は「~しなさい」「~したほうがいい」という意味で使われますが、「主語+had」を省略してBetterから言い始める人がいます。
And tell the captain we wants to put to sea. See?
海賊「そして、俺たちは出港したいと船長に話せ。わかった?」
このセリフは第4文型(SVOO)です。tell O Oで「OにOを教える」という意味になります。
⇒「文型とは」
従位接続詞のthatを使った名詞節が目的語なっています。
⇒「従位接続詞thatとは」
tellthe captainthat we wants to put to sea.
want to~は「~したい」という意味です。
put to seaは「出港する」という意味です。
seeは「見る」という以外にも「わかった」という意味で使われる場合があります。例えば、相手の話を聞いて理解したときに言う「I see.(わかった)」などがあります。このセリフではseeのイントネーションを上げて「分かった?」という疑問文にしています。
Blast that Peter Pan!
フック船長「ちきしょう、あのピーターパンめ!」
If I could only find his hideout, I’d trap him in his lair.
フック船長「彼の隠れ家さえ見つけることができれば、そこに罠をしかけてやるのに。」
仮定法のセリフです。
⇒「仮定法とは」
Ifの発音が聴きとれないので、後日ネイティブに聴いてみてもらいます。
But where is it?
フック船長「でも、どこだ?」
疑問副詞のwhereを使った疑問文です。
⇒「疑問副詞とは」
Mermaid Lagoon? No, we’ve searched that.
フック船長「マーメイドラグーンか?いや、そこは捜した。」
現在完了形を経験の意味で使っています。
⇒「現在完了形とは」
thatは指示代名詞でマーメイドラグーンのことを指しています。
⇒「指示代名詞とは」
We’ve combed Cannibal Cove.
フック船長「カニバルの入り江はくまなく調べた。」
現在完了形を経験の意味で使っています。
⇒「現在完了形とは」
カニバルとは人食い人種のことです。怖いのでCannibalじゃなくて、Carnival(カーニバル、お祭り)にして欲しかったですね。
Here! No. No, no, no. That’s Indian terri.. But wait.
フック船長「ここだ!いや。いや、いや、いや。そこはインディアンの。。でも待てよ。」