ペラペラ英語飯1「はじまりはじまり」

2017年6月7日

The main characters of this story are a dog and a boy who looks like a steel drum.

The dog’s name is Pit. He loves apples and always uses an apple when he talks with someone. Both of them were born and raised in Japan.

Pit studies English everyday because he wants to be able to speak English to broaden his world.

英語専門家 IDIY Sky_O チェック

解説

The main characters of this storyarea dog and a boywho looks like a steel drum.

訳「この物語の主人公は犬とドラム缶みたないキャラクターの二人です。」

関係代名詞のwhoを使った形容詞節がa boyを修飾しています。
⇒「関係代名詞whichとは

「look like 名詞」は「~のように見える」という群動詞です。ちなみに、「look 形容詞」も「~のように見える」という意味になります。後ろに名詞や文が続くときはlikeをつけて、後ろに形容詞が続くときはlikeを付けないので覚えておきましょう。

He looks happy. 「彼は幸せそうに見える。」

 

The dog’s nameisPit.

訳「犬の名前はピットです。」

 

Helovesapples and always usesan applewhen he talks with someone.

訳「彼はリンゴが大好きで話をするときはいつもリンゴを使うクセがあります。」

この文は等位接続詞のandを使って以下の2つの文をつないでいます。
⇒「等位接続詞andとは

(A)He loves apples.

(B)He always uses an apple when he talks with someone.

ちなみに、必ずandでつなげなければならないわけではありません。同じ主語が続く場合、andを使って共通部分を省略しながらテンポよく話をするのは日本語でもよく使われます。

「彼は食べた。彼は寝た。」より「彼は食べて、そして寝た」のほうがテンポが良くていいですね。

Bの文では従位接続詞whenを使った副詞節が主節「always uses an apple」を補足しています。
⇒「従位接続詞whenとは

「~する癖がある」という表現は「have a habit of ~ing」という表現を使うのもありです。
He has a habit of using an apple when he talks with someone.

「talk to~」と「talk with~」はどちらも「~と話す」という意味ですが、ニュアンスに違いがあります。現代英語語法辞典には以下のように記載されています。

talk toは一方的な話の場合に用いられる傾向があり、talk withは話し合いの場合に用いられる傾向がある。例えば、スピーチをするときは聴衆は応答しないのでtalk to the audienceとなり、授業をするときは学生からも応答があるのでtalk with your classとなる。

 

Both of themwere born and raised in Japan.

訳「二人とも生まれも育ちも日本です。」

この文は等位接続詞のandを使って以下の2つの文をつないでいます。
⇒「等位接続詞andとは

(A)Both of them were born in Japan.

(B)Both of them were raised in Japan.

述語動詞は受動態です。
⇒「受動態

 

PitstudiesEnglish everyday because he wants to be able to speak English to broaden his world.

訳「ピットは英会話ができるようになって自分の世界を広げたいと思い、日々英語を勉強しています。」

従位接続詞becauseを使った副詞節が主節を補足しています。
⇒「従位接続詞becauseとは

because節の中では不定詞を使った副詞句(to broaden his world)が「~のために」という意味で he wants to be able to speak English を修飾しています。
⇒「不定詞の副詞用法とは

「broaden one’s world」は「自分の世界を広げる」という表現です。使うとカッコいいので覚えておきましょう。

全訳

この物語の主人公は犬とドラム缶みたないキャラクターの二人です。

犬の名前はピット。彼はリンゴが大好きで話をするときはいつもリンゴを使うクセがあります。二人とも生まれも育ちも日本です。

ピットは英会話ができるようになって自分の世界を広げるために日々英語を勉強しています。

英語飯チェック

意味
look like 名詞(または文)~に見える。
look 形容詞~に見える。
talk to~と話す。
talk with~と話す。
raise育てる。
broaden one's world自分の世界を広げる。