ピーターパン22「妖精の粉を振りかけるのを忘れていたため、子供たちの空中浮遊が失敗。」

2017年7月6日

子供たちの飛ぶ準備が整いました。

 

Now everybody try.

ピーターパン「さあ、みんなでやってみよう。」

Nowは「さて」、「では」などの意味で話を切り替えるときに、文頭に置くことがあります。

everybodyは不定代名詞で「皆」という意味です。ちなみにeveryoneを使ってもいいです。everybodyのほうをフレンドリーな会話で使い、everyoneをフォーマルな場で使う人が多いです。
⇒「不定代名詞~body、~one、~thing

 

One, two, three!

皆「いち、に、さん!」

 

We can fly! We can fly! We can fly!

子供たち「飛べた!飛べた!飛べた!」

 

 

This won’t do.

ピーターパン「良くないな。」

this won’t do.は望ましくない状況で「よくないな」「これじゃだめ」と言うときによく使われるフレーズです。一方、This will do.だと「これでいいよ。」という意味になります。

 

 

What’s the matter with you?

ピーターパン「どうしてだろう?」

What is the matter with~?は「~がどうしたの?(問題があるの?)」という意味で使います。具合が悪そうなど人を見て、相手を心配して声をかけるときにも使います。また、相手が信じられない行動をしたり、状況に陥っているときに、その信じられない気持ちを表現するときにも使います。

 

 

All it takes is faith and trust.

ピーターパン「必要なのは信じることだけ。」

All it takes is~は「必要なのは~だけ」という意味です。

faithは「信用」、trustも「信用」という意味です。faithは思いからくる信用、trustは人や物への信用、「信用と信用」。これは私の推測になりますが、信用が大切であることを強調するために2種類の信用を並べていると考えています。

 

 

Oh, and something I forgot. Dust!

ピーターパン「お、そして忘れていたことがあった。粉だ!」

somethingは「何か」という不特定のものを指しているイメージがありますが、話し手は何かを把握しているけど、それを伏せた表現で使うこともできます。「ある事」のような意味で訳すとしっくりきます。

I have something to ask you. 「君に聞きたいことがある」

「something I forgot」とピーターパンが言っていますが、言った時点で忘れたものが何であるかはピーターパンは把握しています。

somethingを強調するために文頭に置いています。目的語を文頭に移動した場合、否定語が含まれる場合は倒置が発生して疑問文の形になりますが、このセリフは否定語が無いので倒置は発生しません。このセリフを強調を使わない完全な文にすると以下になります。

Oh, and I forgot something. Dust!

Dustは「粉」という意味です。ダストと聞くとチリやホコリのようなアレルギーが出そうなものを連想してしまいそうですが、粉末の意味でも使います。

以下の動画は北海道のダイヤモンドダストの光景です。

 

Dust?

ウェンディ・ジョン「粉?」

 

Dust?

マイケル「粉?」

 

Yep.

ピーターパン「うん。」

yepは「うん」のような相づちを打つ言葉です。

 

 

Just a little bit of pixie dust.

ピーターパン「ほんの少しの妖精の粉。」

just a little bit of~は「ほんのわずかの~」という意味です。

 

 

Now, think of the happiest things.

ピーターパン「さあ、嬉しいことを考えて。」

Nowは「さて」、「では」などの意味で話を切り替えるときに、文頭に置くことがあります。

このセリフのthink of~は「~について考える」という意味です。

happyを最上級のhappiestにして「最も嬉しいこと」を表現しています。
⇒「最上級とは

 

 

It’s the same as having wings.

ピーターパン「それは羽を持つことと同じだよ。」

the same as~は「~と同じ」という意味です。

動名詞を使った名詞句(having wings)が文の前置詞asの目的語になっています。
⇒「動名詞とは

 

 

Let’s all try it just once more.

ウェンディ「皆でもう一度だけやってみましょう。」

Let’s all~は「皆で~しよう」という意味です。

once moreは「もう一度」という言いです。頭にjustを付けて強調すると「もう一度だけ」という意味になります。

 

 

Look! We’re rising off the floor!

ジョン「見て!僕たち床を離れている!」

今まさに地面を離れている最中なので現在進行形を使っています。
⇒「現在進行形とは