本記事は関係代名詞の記事の続きです。以降の説明を読む前に前回の記事を読んでおいたほうが分かりやすいと思います。
⇒「関係代名詞の主格」、「関係代名詞の所有格と目的格

関係代名詞は先行詞の直後に置いて先行詞を修飾するのに使うのが基本ですが、それ以外の使い方があるので説明します。

頂上までもう少し

関係代名詞の前に前置詞を置く

以下の英文を読んで下さい。

(A)She is my friend. 「彼女は友達です。」

(B)I gave an apple to her. 「私は彼女にリンゴをあげた。」

Bのherを関係代名詞にしてfriendを修飾してみましょう。まず、herをwhomに変えて以下の文にします。

(B)I gave an apple to whom. 「私は彼女にリンゴをあげた。」

次に、whomを文の先頭に移動します。

(B)whom I gave an apple to.

上記文をAのfriendの後ろにくっつけて完成です。

She is my friend whom I gave an apple to.

「彼女は私がリンゴをあげた友達です。」

文の最後が前置詞で終わっていて違和感があると思った人もいると思いますが、これはルールとして認められています。先行詞を前置詞の後ろに持ってくると意味が通じるようになるのが特徴です。

そして腹立つルールに、前置詞はwhomと一緒に前に置くことができるというものがあります。

She is my friend to whom I gave an apple.

「彼女は私がリンゴをあげた友達です。」

前置詞が前でも後ろでも意味はまったく同じです。どちらが分かりやすいかを考えると、、私は後ろにある方が好きです。理由は、名詞の後ろに前置詞があると関係代名詞ということが分かりづらくなるからです。むしろ、前に持ってこれるルールを無くして欲しいと思うくらいですわ。

そのためか、日常会話では前置詞を前に持ってきた表現はほとんど使われません。また、前置詞を前に置けるのはwhomやwhichだけで、whoやthatは置くことができません。

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関係代名詞を省略する

さらに、目的格の関係代名詞の制限用法では、関係代名詞を普通省略します。⇒「制限用法とは

「わけがわからなくなるから省略しないで欲しい。」と言いたいところですが、省略されます。ただし、省略する場合は前置詞を前に持ってくることは出来ません。

She is my friend I gave an apple to. 「彼女はリンゴをあげた友達です。」

This is the apple I gave to her. 「これは彼女にあげたリンゴです。」

関係代名詞が省略されていていも冷静に対処しましょう。

混乱

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文や文の一部を修飾する

関係代名詞は直前の名詞を修飾するのが普通ですが、実は非制限用法の関係代名詞では直前の文または文の一部を説明することがあります。以下の英文を読んで下さい。

He saw that Taro ate all the apples, which was a dream.

「彼は太郎がリンゴをすべて食べるのを見ましたが、それは夢でした。」

リンゴが夢なのではなく、太郎がリンゴを全部食べたのが夢なので、関係代名詞は直前の文を説明していることになります。

このように、関係代名詞が非制限用法で使われる場合は直前の文または文の一部を説明することがあります。文脈から何を修飾しているのかを判断しましょう。

以下の英文を読んで下さい。

He ate all the apples, which we knew.

「皆が知っていたリンゴを食べた」のか、「リンゴを食べたのを皆が知っていた」のか、迷いどころですね。

太郎がリンゴを食べる夢を見る

先行詞と関係代名詞が離れている場合がある

関係代名詞は以下の文のように、先行詞の直後に置くのが一般的です。

関係代名詞の例

しかし、たまに以下の文のように、先行詞の直後に置かない文を書く人がいます。

先行詞と関係代名詞が離れている

たしかに、述部が短くて、関係代名詞を使ったカタマリが長い場合、上記文のように書いたほうが読みやすくなる気がします。とりあえず、関係代名詞は先行詞の直後に置かれていない場合があることを覚えておきましょう。

先行詞を含むすごいやつ「what」

whatは何と先行詞不要の関係代名詞です。「~すること」、「~するもの」という意味で使います。以下の英文を読んで下さい。

(A)This is an apple . 「彼女は友達です。」

(B)I gave an apple to her. 「私は彼女にリンゴをあげた。」

appleを関係代名詞whatに置き換えて使ってみましょう。まず、Bのan appleをwhatに置き換えて以下の英文にします。

(B)I gave what to her.

次に、whatを文の先頭に移動します。

(B)what I gave to her.

Aのan appleをBに置き換えて完成です。

This is what I gave to her. 「これは私が彼女にあげたものだ。」

先行詞が無くなることでリンゴいう情報が無くなり、「私が彼女にあげたもの」という名詞節として文中で使われています。名詞節なので文中の主語、目的語、補語として使えます。

以下は主語として使う例です。

What I gave to her is delicious. 「私が彼女に上げたものは美味しい。」

以下は目的語として使う例です。

She ate what I gave to her. 「彼女は私があげたものを食べた。」

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