ダンボ31「シャックリを止めるために桶の水を飲む」
留置場からの帰り道、ダンボのしゃっくりが止まらなくなりました。
Oops-a-daisy.
ネズミ「よっこいしょ」
重いものを持つときの掛け声です。「オップスアダイジー」って言いづらい気がするのは私だけでしょうか。
We’ll have ya fixed up in a jiffy.
ネズミ「すぐに治してもらおう。」
この文のfix upは「(病気を)治す」という意味です。
in a jiffyは「すぐに」という意味です。
英語ではyou(ユー)のことをya(ヤ)と言う人がいます。日本語でも「あなた」を「あんた」「われ」「そち」と言う人がいるのと同じです。
この文は一見、現在完了形の文かと思ってしまいますが、普通の第5文型(SVOC)の文です。
⇒「文型とは」
We'll haveyoufixed up in a jiffy.
補語は過去分詞を用いた形容詞句です。
⇒「過去分詞とは」
使役動詞のhaveだった場合、「OにCさせる」という訳になりますが、Cに過去分詞が置かれた場合は、「OをCしてもらう」という受け身の解釈になります。
⇒「使役動詞とは」
Come on.
ネズミ「さあ」
come onは「こっちに来い」という意味以外にもいろいろな意味で使われます。このセリフは自分と一緒に来てほしいときに言うcome onです。
Here. Take a trunk full.
ネズミ「ここだよ。( )」
Listen, little fella
ネズミ「聞いて、坊や」
fellaは男を呼ぶときの愛称に使われることがあり、little fellaで「坊や」のようなニュアンスになります。
そういえば、コウノトリもダンボのことを「little fella」と呼んでいましたね。
⇒「コウノトリのlittle fella」
We may have had a lot of hard luck up till now, but you and me is gonna do big things together.
ネズミ「僕たちは今まで多くの不幸を経験したかもしれない、しかし、君と僕は大きなことをするんだ。」
この文は等位接続詞のbutを使って以下の2つの文を逆接でつないでいます。
⇒「等位接続詞butとは」
(A)We may have had a lot of hard luck up till now.
(B)You and me is do big things together.
may have+過去分詞は「~だったかも知れない」という意味です。助動詞mayは「~かも知れない」という現在の時点に関する推量を表現しますが、mayの後ろを現在完了形にすることで、「~だったかも知れない」という意味の過去の時点に関する推量を表現することになります。
なぜ「多くの不幸を経験した」と断定しないのかを考えると、その経験が不幸なのか、そうでないのかは人によって感じ方がちがうので、あえて、かも知れないという表現にしていると考えられます。
up till nowは「今まで」とう意味です。
hard luckは「不幸」という意味です。
gonnaはgoing to の略語です。gonnaは会話では使いますが、正式な文章では使いません。
be going to~は「~するつもり(予定)」という意味です。
⇒「助動詞willとは」
Hold your breath.
ネズミ「息を止めて。」
holdには「保留」という意味があります。そこからhold your breath「息を保留する」⇒「息を止める」という意味になります。
Why, your mother’s gonna be so proud of you.
ネズミ「なので、君のお母さんは君のことを大変誇りに思うだろう。」
この文のwhyは疑問詞ではなく間投詞です。驚きや承認を表すときに発します。「なぜ」と質問していると誤解しないように気を付けましょう。この文のwhyはどのようなニュアンスになるのか確認中です。
gonnaはgoing to の略語です。gonnaは会話では使いますが、正式な文章では使いません。be going to~は「~するつもり(予定)」という意味です。
⇒「助動詞willとは」
be proud of~は「~を誇りに思う」とうい意味です。
I’m gonna be proud of ya too.
ネズミ「僕も誇りに思うだろう。」