不思議の国のアリス22「ミスターラビットの家を何とかする方法を考える。」
ミスターラビットがドードーを連れて、アリスが入っている家を見に来ました。
By Jove.
ドードー「たまげた。」
by Joveは相手の意見に賛成するときや、驚いたときに使われる表現です。ちなみに、JoveはJupiter(木星)の愛称です。
Jolly well is, isn’t it?
ドードー「ありえなくね?」
Jolly wellは間接的にfuck itを意味する汚い言葉として使われることがあります。 このセリフではfucking bullshit(ばかげている)のようなニュアンスになります。
付加疑問文でミスターラビットの同意を求めています。
⇒「付加疑問文とは」
Do something, Doo-doo.
ウサギ「何とかして、ドードー」
do somethingは「何とかする」という意味です。
ドー、ショーティング、ドゥードゥーに聴こえます。。ドードーのドーとdoを逆にして面白味を出しています。
Yes, indeed. An extraordinary situation, but, uh..
ドードー「まさにその通り。非常事態だ。しかし。。んー」
indeedはイギリスでよく使われる単語で「本当に」という意味を追加します。心のこもった感じが伝わります。アメリカではあまり使われません。
Thank you, indeed. 「本当にありがとう。」
But, but, but, but, but, what?
ウサギ「でも、でも、でも、でも、でも、何?」
But I have a very simple solution.
ドードー「しかし、とても単純な解決策を持っておる。」
ドードー、頼もしいですね。
Thank goodness.
アリス「よかったわ。」
thank goodnessは、ホッとした気持ちで「良かったー」という表現で使います。
What is it?
ウサギ「何?」
疑問代名詞のwhatを使った疑問文です。
⇒「疑問代名詞とは」
Simply pull it out the chimney.
ドードー「単に煙突から引っ張り出すだけ。」
pull … out~は「…を~から引き抜く」という意味です。
アリスを引っこ抜くということ?(・□・;)大きすぎて無理です。
Yes, go on, go on. Pull it out.
ウサギ「うん。やれ、やれ、引き抜け。」
go onは命令文で使うと「やれ」「続けろ」という意味になります。
Who, me?
ドードー「誰、私が?」
Don’t be ridiculous.
ドードー「バカなことを言うな」
What we need is a Uh…a lizard with a ladder.
ドードー「私たちが必要なのは。。ハシゴを持ったトカゲだ。」
関係代名詞のwhatを使った名詞節が主語になっています。whatは先行詞の意味がwhatの中に含まれている凄いやつです。
⇒「関係代名詞whatとは」
What we needisa Uh…a lizard with a ladder.