過去進行形と未来進行形の使い方。過去や未来のある時点で~していることを表現する。
本記事では過去進行形と未来進行形について説明します。この記事を読む前に、現在進行形の記事を先に読んでおいたほうが分かりやすいと思います。⇒「現在進行形とは」
過去進行形とは
過去進行形の前に過去形について説明します。以下の英文を読んで下さい。
I played tennis. 「私はテニスをしていました。」
過去のある時点において、その時点よりも前もテニス、あともテニス、つまり習慣的にテニスをしているニュアンスになります。
このように、現在形と同様に、過去形は感覚的に長いスパンで過去のある時点の前後を包含した表現です。
一方過去進行形は、過去のある時点において、その時まさに~していたことを表現するのに使います。
以下の英文を読んで下さい。
I played tennis. 「私はテニスをしていた。」
これを過去進行形にすると以下の英文になります。
I was playing tennis three hours ago. 「私は3時間前にテニスをしていた。」
現在進行形は今の表現なので、いつのことなのかを英文に含めなくても意味が通じますが、過去進行形は過去のどの時点でしていたのかを英文に含める必要があることに注意しましょう。
そうしないと、聞き手は昨日の話なのか、もっと前の話なのか分からなくて混乱するからです。
未来進行形とは
まず未来形について説明します。以下の英文を読んで下さい。
I will play tennis next year. 「私は来年テニスをするつもりだ。」
未来のある時点において、習慣的にテニスをしているニュアンスになります。
このように、現在形や過去形と同様に、未来形は感覚的に長いスパンで未来のある時点の前後を包含して予想、意志、習慣を表現します。
一方未来形は、未来のある時点において、その時まさに~しているであろうことを表現するのに使います。
I will playing tennis tomorrow noon. 「私は明日の正午、テニスをしているでしょう。」
進行形のその他の使われ方
現在進行形、過去進行形、未来進行形について説明してきました。しかしお約束、今まで説明した内容とは異なる使われ方をする場合があります。
例えば、現在進行形で近い未来の予定を表現することがあります。
I'm skipping breakfast tomorrow. 「明日、朝食を抜く予定です。」
過去進行形で依頼を表現することがあります。
I was hoping you could come here. 「来ていただけることを願っています。」
詰め込んで混乱しても何なので、説明した基本原理を抑えて次に突き進みましょう。
o(○`・д・´○)ノ うおおおー、ちきしょー!!