本記事では従位接続詞の「before」と「after」を説明します。従位接続詞とは、従属節が主節を補足するようにつなぐ接続詞です。

「テニスをした後に、リンゴを食べた。」

「誘拐される前に、身代金を要求された。」

など、「~する前に」、「~した後に」という意味で主節を補足したいときがあります。そんなときにbeforeやafterを使います。以降の説明を読む前に従位接続詞「that」の記事を読んでおくと分かりやすいと思います。⇒「従位接続詞とは

従位接続詞「after」

前置詞のbefore「~する前に」

beforeといえば接続詞というより前置詞をイメージする人のほうが多いと思います。以下の英文を読んで下さい。

I'll finish playing tennis before sunset.

「私は日没前にテニスを終えるでしょう。」

このように、beforeの後ろに名詞を置いて修飾語句にすることが多いです。ちなみに、前置詞と名詞の間には冠詞や形容詞が入ることもあります。

接続詞のbefore「~する前に」

beforeを接続詞として使ってみましょう。以下の英文を読んで下さい。

(A)I'll finish playing tennis. 「私はテニスを終えるでしょう。」

(B)The sun sets. 「太陽が沈む。」

上記の2つの文をbeforeでつなぐと以下の英文になります。

I'll finish playing tennis before the sun sets.

「私は日が沈む前にテニスを終えるでしょう。」

このように、主語+動詞を伴う文の先頭にbeforeを置けば、「before+文」のカタマリを「~の前に」という意味の副詞節として使うことができます。

なお、beforeなどの時を表す副詞節は未来を現在形にしたり、否定文にできなかったりなどの注意事項があります。それについては後日記事で説明します。

日没前までにテニスを終える

副詞のbefore「~前に」

ややこしい話になりますが、beforeは副詞として使うこともできます。

似たような意味の副詞にagoがあります。現代英語語法辞典にはbeforeとagoの違いについて以下のように記載されています。

agoは現在を起点にして時間を過去にさかのぼり、どれぐらい前に出来事が生じたかを示す。単独では用いられず常に期間を示す語句を前に置く。通例、過去時制とともに用い、現在完了とともには用いられない。

The dinosaurs died out 65 million years ago.

beforeは基本的に時間を現在から過去にさかのぼり、その際、時の基準点を現在に置く場合と過去に置く場合がある。

(a)基準点を現在に置く場合、期間を示す語句は伴わずbeforeは単独で用いられ、漠然と「現在より以前に」を意味する。通例、現在完了形が用いられるが、米国では過去形が用いられることがある。

I think we've met before.

(b)基準点を過去のある時点に置き、さらに過去へさかのぼる場合、beforeは過去完了時制とともに用いられる。

I had never had a hundred dollars before.

I was unable to remember what he looked like, although I had just left him a few hours before.

つまり、今から「何日前」などの具体的な期間を表現するときはagoを使い、「以前に」のような漠然とした期間を表現するときはbeforeを使います。また、過去のある時点からさらに過去を表現するときにもbeforeを使います。

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前置詞のafter「~した後に」

次にafterを使ってみましょう。以下の英文を読んで下さい。

I'll finish playing tennis after sunset.

「私は日没後にテニスを終えるでしょう。」

beforeと意味が正反対になっただけなので分かりやすいですね。

時間経過の意味で使う場合、似たような意味の前置詞に「in」や「within」があります。この3つの違いについて現代英語語法辞典には以下のように記載されています。

in

一般に「(指定された期間が)たてば」の意味を表す。ときには「(指定された期間の)最後に」や「(指定された期間)以内に」の意味を表すこともある。

after

「(指定された期間が)たてば」の意味を表す。inは未来に、afterは過去に用いられることが多い。

within

「(指定された期間)以内に」の意味を表す。

inとafterの違いに注意しましょう。inは今この瞬間を基準にした表現で、afterは過去を基準にした表現に使われます(※afterは今この瞬間を基準にすることもある。)。

I'll finish playing tennis in two hours.

I finished playing tennis after two hours.

接続詞のafter「~した後に」

以下の英文を読んで下さい。

(A)I'll finish playing tennis. 「私はテニスを終えるでしょう。」

(B)The sun sets. 「太陽が沈む。」

上記の2つの文をafterでつなぐと以下の英文になります。

I'll finish playing tennis before the sun set.

「私は太陽が沈んだ後にテニスを終えるでしょう。」

陽が沈んだあとにテニスを終える

副詞のafter「~後に」

afterと似たような意味の副詞に「later」があります。laterの特徴は具体的な期間を指定した未来を表現することができない点です。

× I'll play tennis 2 days later.

◯ I'll play tennis 2 days after.

「私は2日後にテニスをするでしょう。」

でも、上記の文は未来を表現しているので以下の文のように前置詞のinを使ったほうがいいですね。

◯ I'll play tennis in 2 days.

laterは未来を表現するのに使えないと言いましたが、以下の文のように単独で用いる場合は使うことができます。

See you later. 「じゃあ、またね」

See you later

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