ダンボ39「象が空を飛べないことをネタにして、カラスたちが笑い話をする」
ダンボが空を飛んだと思ったネズミが興奮しています。それを見たカラスたちが笑っています。
Did you ever see an elephant fly?
カラス「象が飛ぶのを見たことあるかい?」
第5文型(SVOC)の文です。知覚動詞のseeを使って「OがCするのを見る」という意味にしています。
⇒「文型とは」
⇒「知覚動詞とは」
Did you ever seean elephantfly?
経験の疑問文は現在完了形を使ってHave you ever~?を使うと高校では習いましたが、Did you ever~?も同じ意味で使えます。厳密にいえば、Have you ever~?は今までの経験、Did you ever~?は過去の事実についてですが、同じ意味と考えていいです。
⇒「現在完了形とは」
Well, I’ve seen a horse fly.
カラス「馬が飛ぶのを見たことあるよ。」
先ほどと同じ知覚動詞のseeを使った文です。
I've seena horsefly.
文頭に置くwellは色々な意味に解釈されます。驚いたときは「まあ」、安心したときは「やれ」、話を変えるときは「さて」など続く文によって解釈が異なります。先頭のWellの意味を正確にとらえなくても続けて言うことの意味は分かるので、あまり深く考えず、何かを言う前のクッションくらいに考えましょう。
Ah, I’ve seen a dragon fly.
セリフ「あー、ドラゴンが飛んでるのを見たことがあるよ。」
先ほどと同じ知覚動詞のseeを使った文です。
Ah, I've seena dragonfly.
Hee-hee. I’ve seen a house fly.
カラス「ヒヒヒ、家が飛ぶのを見たことあるよ。」
先ほどと同じ知覚動詞のseeを使った文です。生物以外が出てきました。
I've seena housefly.
I’ve seen all that, too.
カラス「俺も全部見たぜ。」
I’ve seen a peanut giant who heard a rubber band.
カラス「俺は輪ゴムの音を聴くピーナッツの大男を見た。」
ピーナッツの大男?輪ゴムの音?(・□・;)何なのでしょう。。
関係代名詞のwhoを使った形容詞節がgiantを修飾しています。
⇒「関係代名詞whichとは」
I’ve seen a needle that winked its eye.
「針の目がウィンクするのを見た。」
But I be done seen about everything when I see a elephant fly..
カラス「でも、象が飛ぶのを見たときは、私は全てを見たことになる。」
むむ!(・□・;)
従位接続詞のwhen「~のとき」を使った副詞節が主節を補足しています。
⇒「従位接続詞whenとは」
seeは先ほどと同じ知覚動詞のseeです。
⇒「知覚動詞とは」
アフリカ系アメリカ人の方言では現在完了形に使うhave(had)の代わりにdoneまたはbeenを使うそうです。と思ってdoneをhaveに変えても変ですね。
このあと、カラスたちが歌って踊ります。