本記事では強調構文について説明します。

強調構文とは、これから言おうとしている文の中から、際立たせたいことを最初に言ってしまうときに使う構文です。例えば、

ピットが世界一好きな果物はリンゴです。

上記文は普通の文です。リンゴを聞き手にしっかりと認識してもらいたい。そんなときはリンゴを文の先頭に置きます。

リンゴです、ピットが世界一好きな果物は。

リンゴを強調

名詞を強調する

強調構文を使って強調できるのは名詞(名詞句)と副詞(副詞句)のみです。形容詞や動詞は強調することはできません。では、強調構文を使って名詞を強調してみましょう。以下の英文を読んで下さい。

Pit likes apples best of all fruits. 「ピットは果物の中で一番リンゴが好きだ。」

まずは目的語のリンゴの強調からいきます。It is apples と言ったあとに、関係代名詞のthatを使って残りの文をくっつけて完成です。(・□・;)はや!

 

It is apples that Pit likes best of all fruits.

「ピットが果物の中で一番好きなのは、リンゴです。」

では次に、主語のピットを強調してみましょう。

It is Pitと言ったあとに、関係代名詞のwhoを使って残りの文をくっつけて完成です。(・□・;)はや!

It is Pit who likes apples best of all fruits.

「果物の中でリンゴが一番好きな人は、ピットです。」

つまり、強調構文で名詞(名詞句)を強調するときは、「It is 名詞」と言ったあとに、後ろに関係代名詞を使った形容詞節をくっつける流れになります。
⇒「関係代名詞とは

強調構文

副詞を強調する

強調構文は名詞の他に、副詞を強調することもできます。以下の英文を読んで下さい。

Pit bought apples three days ago. 「ピットは三日前にリンゴを買いました。」

副詞句の三日前を強調してみましょう。It is three days agoと言ったあとに従位接続詞のthatを使って残りの文をくっつけて完成です。

It is three days ago that Pit bought apples.

「ピットがリンゴを買ったのは、三日前です。」

このように、強調構文で副詞(副詞句)を強調するときは、「It is 副詞」と言ったあとに、後ろに従位接続詞のthatを使った副詞節をくっつける流れになります。
⇒「従位接続詞thatとは

thatを関係代名詞として考えられない理由は、名詞を修飾していないからです。といっても関係代名詞、従位接続詞のどちらだとしても、読み方は何ら変わりません。

形式主語と何が違うのか

It is ~ that ...を見て「形式主語と似てない?」と思った人、ナイス気づきです。形式主語を作ってみましょう。以下の英文を読んで下さい。

That Pit likes apples best of all fruits is famous.

「ピットが果物の中で一番リンゴが好きなことは有名だ。」

上記文は従位接続詞のthatを使った名詞節を主語に使っている文です。英語を使う人はこのような主語が長い文が嫌いです。そこで、主語をitに置き換え、that節を後ろにくっつけて以下のようにします。

It is famous that Pit likes apples best of all fruits.

「ピットが果物の中で一番リンゴが好きなことは有名だ。」

この文は、famousを後ろから修飾しているのではなく、It=that節という構造です。なので、訳すときはItをthat節に置き換えて訳すとうまく訳せます。

強調構文と形式主語の違いを簡単にまとめると以下になります。

項目 強調構文 形式主語
強調できる品詞 名詞(名詞句)
副詞(副詞句)
名詞(名詞句)
形容詞(形容詞句)
主節とthat節の関係 that節が主節を修飾 It=that節

 

ここまで説明しておいて何ですが、英文を読んだり聞いたりしてIt is~に出くわしたとき、その文が強調構文、形式主語のどちらなのかを意識する必要はありません。強調構文も形式主語も結論を先に言って、そのあとに補足説明が続く流れは同じだからです。(※文法のテストは別です)

thatの省略

お約束、thatは省略されて身を隠すことがあります。「It is 名詞」「It is 副詞」のうしろにthatはないけど節がくっついていたらthatが省略された強調構文でないかを疑ってみて下さい。

It is apples Pit likes best of all fruits.

thatが隠れる

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