不思議の国のアリス72「不思議の国の出口のドアに辿り着く」
アリスは追いかけてくる女王たちから逃げています。
Off with her head!
女王「彼女の首をはねろ!」
off with one’s headは「~の首をはねる」という意味です。
Mr. Caterpillar, what will I do?
アリス「芋虫さん、どうしたらいいの?」
疑問代名詞のwhatを使った疑問文です。
⇒「疑問代名詞とは」
アリスが初めて芋虫のことを芋虫と呼びました。
Who are you?
芋虫「君は誰?」
疑問代名詞のwhoを使った疑問文です。
⇒「疑問代名詞とは」
There she goes.
女王「ほら彼女が行くぞ。」
このセリフのThere she goes は「ほら、彼女が行く(通る)」という意味です。主語が異なる「There he goes.」や「There they go」もよく使われます。
Don’t let her get away!
女王「彼女を逃がすな!」
使役動詞のletを使った命令文です。「let O 動詞の原形」でOに~されるという意味になります。
⇒「命令文とは」
このセリフのget awayは「逃げる」という意味です。
Off with her head!
女王「彼女の首をはねろ!」
off with one’s headは「~の首をはねる」という意味です。
Oh! Still locked, you know.
ドアノブ「イテッ!まだロックされてるでしょ。」
You knowは直訳すると「あなたは知っている」、この意味から派生して「~でしょ?」「~じゃん?」のような聞き手の同意を求めるときのフレーズとして使用されます。文頭に置かれたYou know,は「ほら」と訳すとしっくりきます。
But the Queen! I simply must get out!
アリス「でも女王が!とにかく外に出なければ!」
simplyは文中の置かれる位置で意味が微妙に変わります。このセリフのsimplyはmustを強調しています。
⇒「simplyの場所と意味」
このセリフのget outは「外に出る」という意味です。
But you are outside.
ドアノブ「でも君は外にいるよ。」
butは通常、文頭に置いてはいけないというルールがあり、代わりにHoweverを使いますが、会話では気にせずにButから始める人は多いです。
What?
アリス「何?」
疑問代名詞のwhatを使った疑問文です。主語+述語動詞が省略されています。
⇒「疑問代名詞とは」
See for yourself.
ドアノブ「自分で見てごらん。」
このセリフのfor oneselfは「自分で」という意味です。
Why, why, that’s me! I’m asleep.
アリス「え、え、私だわ!私が寝てる。」
このセリフのwhyは疑問詞ではなく間投詞です。驚きや承認を表したり、「えっと」のように考えているときの表現に使います。
Don’t let her get away! Off with her head!
女王「彼女を逃がすな!彼女の頭をはねろ!」
先ほどと同じ女王のセリフです。この物語で一番出現回数が多いフレーズは「Off with one’s head」かも知れません。
使役動詞のletを使った命令文です。「let O 動詞の原形」でOに~されるという意味になります。
⇒「命令文とは」
このセリフのget awayは「逃げる」という意味です。