ピーターパン6「ジョージがシャツフロントを見つけてパーティに着ていこうとするが、落書きされていた。」
父親が子供たちの部屋でカフスボタンを探しています。
Good heavens, my shirt front!
ジョージ「何と、私のシャツフロントが!」
Good heavensは驚いたときに発する間投詞です。
シャツフロントとはYシャツの胸の部分のことです。
Hurray! You found it! You found it!
マイケル「わーい!見つけた!見つけた!」
hurrayは「フレー!フレー!」と応援するときや、「バンザーイ!」と喜ぶ表現で使います。
Yes, so I have and hereafter..
ジョージ「ああ、そうだね。今後は、、」
シャツフロントを隠していたマイケルに注意しようとしたときに、マイケルが触ってきてセリフが止まりました。
Don’t paw me, Michael.
ジョージ「触るんじゃない、マイケル」
pawといえば「動物の脚」や「動物の脚で引っかく」という意味をイメージしますが、親しい感じで触ることを表現するときも使います。
This is my last clean… No! No!
ジョージ「これは私の最後の綺麗な。。そんな!そんな!」
Noは、嫌な話を聞いたり、体験したときに不快な気持ちを表すために発することがあります
George, dear, we really must hurry or we’ll be…
メアリー「ジョージ、あなた、本当に急がなきゃ、そうしないと私たちは、、」
等位接続詞のorを使って以下の2つの文をつないでいます。
⇒「等位接続詞orとは」
(A)We must hurry.
(B)We’ll be…
ジョージが声をかけたためセリフが途中で切れていますが、このセリフのorは「AしないとBになる」という意味の文と考えられます。一種の脅しのようなセリフで、Bには聞き手にとって望ましくない結果が入ります。
このセリフのdearは「あなた」という意味の名詞です。
「George」と「dear」が並んでいることに違和感を感じた人、ナイス気づきです。これは「同格」という技で、名詞(名詞句)を2つ並べて、単語を補足したり言い換えたりする方法です。
Mary, look!
ジョージ「メアリー、見て。」
George.
メアリー「ジョージ。」
It’s only chalk, Father.
マイケル「たかがチョークだよ。お父さん」
Why, Michael.
メアリー「まあ、マイケル」
このセリフのwhyは疑問詞ではなく間投詞です。驚きや承認を表したり、「えっと」のように考えているときの表現に使います。
It’s not his fault. It’s in the story and Wendy says..
ジョン「彼は悪くないよ。物語なんだ。メアリーが言うには、、」
Wendy? Story?
ジョージ「ウェンディ?物語?」
I might have known. Wendy! Wendy!
ジョージ「知ってたよ。ウェンディ!ウェンディ!」
I might have known~ や I might have guessed~ は「~と知ってたよ」、「~だろうと思っていた」、「案の定~」を表現するときに使います。ある状況になるのが前もって分かっていた時に「彼ならやりかねない」や「いかにも彼らしい」といった皮肉を込めたニュアンスになります。
Yes, Father?
ウェンディ「はい、お父さん。」