本記事では挿入について説明します。

挿入とは、コンマなどで語句や節を挟んで文中にぶち込むことをいいます。文中の語句の解説や、筆者の考えを付け加えるときに使います。

混乱を招くようなルールはやめて、文型のとおりに文を作るべきと思ったかも知れませんが、私たち日本人も何のことなしに挿入を使っています。例えば、

「ピット(金色の美しい毛の犬)はテニスが得意だ。」

「君ってさ、オレが思うんだけど、リンゴ好きだね。」

赤文字の箇所が挿入です。日本語の場合は文章ではあまり挿入を見ませんが、英語の場合は堂々と文に出てきます。

英文法「挿入」

挿入をするときのルール

語、句、節のどれでも挿入に使うことができ、コンマ「,」、括弧「()」、ダッシュ「―」のいずれかで挟んで文中に入れます。
⇒「語、句、節とは

文中で使われている名詞の解説を入れる場合は、名詞の直後に挿入します。

Pit,a dog with golden beautiful hair, is good at tennis.

「ピット(金色の美しい毛の犬)はテニスが得意だ。」

話し手の考えを入れる場合は主語の後ろや動詞の前後に挿入します。

You should, if you can, eat an apple.

「あなたは、できるなら、リンゴを食べるべきた。」

実はコンマなどで挟むのは必須のルールではありません。なので、腹立つことにコンマで挟まずに挿入してくる著者がたまにいます。私たちはそんな意地悪なことはしないでいきましょう。

コンマなどで囲まれた箇所はいわゆる注釈なので、本文の流れが一時止まるイメージになります。感覚的なことですが、3つの中でコンマは最も軽く止めるイメージ、ダッシュは最も強く止めるイメージです。

使用記号 例文
コンマ You should,if you can , eat an apple.
括弧 You should(if you can)  eat an apple.
ダッシュ You should―if you can―  eat an apple.
使わない You should if you can eat an apple.

語を挿入する

以下の文に副詞のhowever(しかしながら)を挿入してみましょう。

Miracle apple in this supermarket sold out.

「このスーパーにある奇跡のリンゴは売り切れた。」

Miracle apple in this supermarket, however, sold out.

「このスーパーにある奇跡のリンゴは、しかしながら、売り切れた。」

howeverは通常文頭に置くので、普通に書くと以下の文になります。文頭、文中どちらにおいても同じ意味になるので、意味を理解するときに苦しむ必要はありません。

However, Miracle apple in this supermarket sold out.

「しかしながら、このスーパーにある奇跡のリンゴは売り切れた。」

リンゴ売り切れ

句を挿入する

以下の文にin the end(結局)を挿入してみましょう。やり方は語の場合と同じです。

Miracle apple in this supermarket sold out.

「このスーパーにある奇跡のリンゴは売り切れた。」

Miracle apple in this supermarket, in the end, sold out.

「このスーパーにある奇跡のリンゴは、結局、売り切れた。」

挿入を使わずに普通に書くと以下の文になります。

Miracle apple in this supermarket sold out in the end.

「結局このスーパーにある奇跡のリンゴは売り切れた。」

リンゴ売り切れ

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節を挿入する

以下の文にI think(私は思う)を挿入してみましょう。やりかたは語、句の場合と同じです。

You like apple.

「あなたはリンゴが好きだ。」

You, I think, like apples.

「あなたは、私が思うんだけど、リンゴが好きだ。」

挿入を使わずに普通に書くと以下の文になります。

I think that you like apples.

「私はあなたはリンゴが好きだと思う。」

挿入する節の動詞は、後ろにthat節を置ける動詞が使われます。

You, I know, like apples. ⇒ I know that you like apples.

You, it seems, like apples. ⇒ It seems that you like apples.

なぜ挿入するのか

普通の文で書けるのなら、挿入を使う必要ないじゃん

挿入をうまく使えば、文を読みやすくできます。

例えば、以下の文のように名詞の説明に挿入を使うと、コンマによって説明と挿入箇所がハッキリと区別できて文が読みやすくなります。

Chris, a woman watching Jack from the ground, screamed in shock as Jack was about to fall from the tree.

「クリス(地上からジャックを見ている女性)はジャックが木から落ちそうになったときにショックを受けて悲鳴を上げました。」

以下は筆者の主観ですが、挿入を使って話の展開を面白くできそうです。例えば、

しかしながら、このスーパーマーケットにある奇跡のリンゴは売り切れていました。」

と聞くと、「しかしながら」と聞いた瞬間に、文脈から次に言うことが検討ついてしまいますが、

「このスーパーマーケットにある奇跡のリンゴは。。しかしながら売り切れていました。」

と聞くと、なるべく最後まで結論を引っ張って話を面白くできます。

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