ダンボ12「ネズミがダンボを励ます。僕は君の友達だよ。」
ネズミは象を震え上がらせたあと、ダンボのところに行きます。
Ho-ho, boy. I like to tell the little guy.
ネズミ「ほっほっ、よーし。あの子に伝えたい。」
boyは「少年」という意味のほかに、興奮や驚きを表す間投詞として使われることがあります。
Oh Boy, You are genius! 「おお、君は天才だ!」
Where is he? Oh. Hey, Dumbo.
ネズミ「彼はどこだ?お、おーい、ダンボ。」
疑問副詞を使った疑問文です。
⇒「疑問副詞とは」
速攻でダンボが見つかりましたね。ところで、ネズミにもダンボと呼ばれています。ジャンボ夫人がつけてくれた「ジャンボジュニア」という名前は定着しなかったようですね。ちなみに、「ダンボ」という名前は意地悪な象につけられた名前です。
⇒「名前が変えられてしまうシーン」
come out now.
ネズミ「もう出ておいで。」
come out nowの前に「ペッ」のような発音が聴こえますが、これはダンボの鼻を突っついたときの声なのでしょうかね。そういえば、人を触るときに、ボタンを押すように「ピッ」と言う子供いますね。
Golly, Maybe I scared him too.
ネズミ「あれ!僕も彼を怖がらせたのかも知れない。」
Gollyはあまり聞かないですが、「おや!」とか「まあ!」とかの驚きを表現する間投詞です。
Look,Dambo. I’m your friend.
ネズミ「見て、ダンボ。僕は君の友達だよ。」
Come out now, won’t you?
ネズミ「出てきてくれるかな?」
命令文の付加疑問文です。命令文にくっつけられるのはwill you?またはwon’t you?です。
⇒「付加疑問文とは」
You’re not really afraid of little me, are you?
ネズミ「君は本当は小さい僕を恐れていないよね?」
肯定文の付加疑問文です。否定形+主語?をくっつけて、ダンボの同意を求めています。
⇒「付加疑問文とは」
You’re? Must’ve overdid it in there. Don’t know my own strength sometimes.
「恐れてるの?全力でやりすぎてしまったか。僕の持っている強さをときどき分からなくなる。」
主語が省略されているセリフです。
ネズミの質問「You’re not really afraid of little me, are you?(恐れてないよね?)」の質問に対して、ダンボが首を縦に振った。つまり肯定文にした「You’re really afraid of little me(恐れている).」がダンボの気持ちになります。ネズミは肯定文の「You’re?」で聞き返しています。
首を縦に振っているけど、日本語訳にすると「いいえ」になる。これは日本人が誤解しやすいポイントです。詳しくは次の記事を見て下さい。
⇒「付加疑問文とは」
助動詞msutは現在について「~に違いない」という意味になりますが、「must have 過去分詞」にすると過去のある時点で「~だったに違いない」という意味になります。
Dambo.. Look what I got for you.
ネズミ「ダンボ。君のために手に入れたものを見て。」
関係代名詞のwhatを使った名詞節が目的語になっています。whatは「~するもの」という意味で先行詞のいらない凄いやつです。
⇒「関係代名詞の省略」
Lookwhat I got for you.