一般動詞のルール。主語が3人称単数形の場合、動詞現在形の語尾にsまたはesを付ける。
be動詞以外の動詞のことを「一般動詞」といいます。主語+動詞の順番で並べて文を作ることは以前の記事で説明しました。⇒「記事」
以下の英文を読んでみて下さい。
I come from Japan. 「私は日本出身だ。」
He comes from Japan. 「彼は日本出身だ。」
同じ「come(来る)」という動詞を使っていますが、2つめの文章は語尾にsが付いています。これは、主語が3人称で単数の場合、動詞の現在形にはsを付けるというルールがあるためです。
なんで3人称単数形だけなのさ!!?(・□・;)
何やら、遠い昔はすべての人称で語尾の変化ルールがありましたが、時代の流れとともに語尾変化が無くなり、現在は3人称単数形だけ残っているとのことです。なので遠い未来、3人称単数形の語尾変化も無くなるやも知れません。
「待ってられん。いますぐ削除だ!!」といきたいところですが、長い歴史の中で定着してきたルールなので受け入れましょう。
語尾変換のルール
名詞の複数形と同じように単語の語尾によっては「s」以外を付ける必要があります。
下表がルールです。
単語の語尾 | 複数形にする場合 |
---|---|
「~s」 「~x」 「~sh」 「~ch」 「~子音字+o」 | 単語の末尾に「es」を付ける。 (例、reach⇒reaches) |
「子音字+y」 | 「y」を「i」に変更し、末尾に「es」を付ける。 (例、marry⇒marries) |
名詞の複数形の場合と異なる点があるのに気が付いたでしょうか。
そうです。名詞のルールの「語尾がfまたはfeの場合、「v」に変更して末尾に「es」を付ける。」が動詞のルールにはありません。
語尾がfの動詞には、snuff「鼻をふんふんいわせる」、surf 「波乗り遊びをする」など他にも多数ありますが、辞書で調べても三人称単数形のスペルは「snuffs」と「surfs」になっていて、語尾変換が行われていません。
不思議ですね。なぜそうなのかは分かったら追記しておきます。
このルールにも例外があり、haveはhasというスペルに変化します。