ダンボ36「カラスとネズミが言い争う。僕は君の兄弟でもラットでもない」

2017年6月18日

寝起きのネズミをカラスがからかっています。

 

Fly up a tree where you belong.

ネズミ「君の居場所の木の上に飛んでけよ。」

命令文です。

関係副詞のwhereを使った形容詞節がtreeを修飾しています。
⇒「関係副詞whereとは

 

 

Hey, look here. Brother Rat.

Brother Rat?

カラス「おい、ここを見ろ。相棒のラット」

ネズミ「相棒のラット?」

命令文です。

ratとはネズミの一種でドブネズミがそれに当たります。マウスは良い印象で、ラットはデカくて不潔などの悪い印象があります。なので、ラットと呼ばれたネズミは怒ったのでしょう。

 

 

Now listen. I ain’t your brother and I ain’t no rat, see?

ネズミ「おい聞け。僕は君の兄弟じゃないし、ラットでもない。分かった?」

Nowは「さて」、「では」などの意味で話を切り替えるときに、文頭に置くことがあります。

ain’tは、am not、aren’t、isn’t、haven’tの短縮形です。
⇒「もう少し詳しく

seeは「見る」という以外にも「わかった」という意味で使われる場合があります。例えば、相手の話を聞いて理解したときに言う「I see.(わかった)」などがあります。

 

 

Uh-huh. And I suppose you and no elephant ain’t up in no tree, either?

「そう。君とどの象もどの木の上にもいないのかね?」

※この英文は確認中です。

I supposeは「~なのかい?」のような質問に使われることがあります。

従位接続詞のthatを使った名詞節が文の目的語になっています。ただし、この文のthatは省略されています。
⇒「従位接続詞thatとは

Isupposeyou and no elephant ain’t up in no tree, either?

 

 

No. No, me and no tree ain’t no..Huh?  Tree?

ネズミ「違う。違う。僕とどの木も…ん?木?」

※この英文は確認中です。

 

 

Dambo..Wake up. Wake up, Dambo.

ネズミ「ダンボ、起きろ。起きろ、ダンボ」

命令文です。

 

 

Don’t look now, but I think we’re up in a tree.

ネズミ「今は見ちゃだめだけど、僕たちは木の上にいる。」

この文は等位接続詞のbutを使って以下の2つの文を逆接でつないでいます。
⇒「等位接続詞butとは

(A)Don’t look now.

(B)I think we’re up in a tree.

Bの文は従位接続詞のthatを使った名詞節が文の目的語になっています。ただし、この文のthatは省略されています。
⇒「従位接続詞thatとは

Ithinkwe’re up in a tree.

 

そしてダンボとネズミは木から落ちてしまいました。