本記事ではTOEICのリスニングセッション「Part 3 会話問題」の仕様と特徴について説明します。

会話問題とは

会話問題とは、二人または三人の会話を聞いたあとに、その会話の内容についての質問に答える問題です。

9割が二人の会話で、三人の会話はまれです。また、会話には必ず異性が含まれます。

会話の男女 割合
男、女 90%
男、男 0%
女、女 0%
男、男、女 5%
男、女、女 5%
男、男、男 0%
女、女、女 0%

 

以下のような会話の音声が英語で流れます。(※問題用紙に画像は表示されません)

(Aさん)昨日、このパジャマを買ったのですがサイズが合いませんでした。別のサイズのものに交換してもらえますか?

(Bさん)すいません。こちらの商品は昨日特売価格で販売したパジャマのため、同じ色の別のサイズのものは売り切れてしまいました。ピンク色のパジャマなら在庫があります。

(Aさん)この色が気に入っています。となりの町に同じグループの店がありますが、そこで交換してもらうことはできますか?

(Bさん)確認してみますので、少々お待ちください。

ヒョウ柄の服を持つピット

 

上記の会話を聴いたあと、会話の内容についての3つの質問に答えます。質問と選択肢は問題用紙に英語で記載されています。質問の音声も流れますが、時間節約のために質問の音声が流れるのを待たずに、質問と選択肢を読んでどんどん先に進み、時間が余ったら次の会話の質問を読むのに使いましょう。

(質問)
二人はどこにいると考えられますか?

(選択肢)
(A)薬局
(B)レストラン
(C)家電量販店
(D)衣服店

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発言ターン数

会話の傾向を調べるために公式問題集5冊(テスト10回分)を集計しました。まず、1つの会話のやりとりの発言ターン数の傾向を見てみましょう。

例えば、Aさん発言 ⇒ Bさん発言 ⇒ Aさん発言 ⇒ Bさん発言で会話が終わった場合の発言ターン数は4です。

発言ターン数 出現回数
3ターン 28回
4ターン 59回
5ターン 7回
6ターン 9回
7ターン 3回
8ターン 1回

 

最も多かった発言ターン数は4ターンでした。全体の8割が3か4ターンです。会話の内容を記憶に留めやすい、ほどよいターン数だと思います。たまに7や8ターンという長めの会話の場合があるので、話が4ターンで終わらなくても焦らずに聴き続けましょう。

会話の種類

下図は会話問題で行われる会話の種類を図にしたものです。以前の記事でも説明したように、TOEICはビジネストークがほとんどになります。同じ会社の社員同士のビジネストーク、異なる会社の社員同士のビジネストーク、そして、顧客が会社に問い合わせたり、お店で店員に商品の説明を求めたりお金のやりとりが発生しそうなトークがほとんどです。

会話問題の概要図

 

下表は会話の種類の集計結果です。

会話の種類 出現回数
個人の顧客と社員が話す。 39回
会社の同僚が仕事について話す。 34回
会社の同僚が仕事以外について話す。 5回
異なる会社の社員が仕事について話す。 24回
志願者が社員と話す。 5回
個人と個人が話す。 3回

 

上記結果から、「顧客 対 社員」、「社員 対 社員」の会話が多いのが分かります。一方、会社も仕事も関係無しで友達同士の話は110回中、わずか3回となりました。たまに、会社の採用試験を受けたい志願者が会社の社員と話すものも出題されます。

個人的には、家族や恋人の愛溢れる会話、友人同士の口喧嘩など感情を揺さぶるような会話問題があると、テストがもっと面白くなっていいと思いました。とにかく、2017年9月現在は頭の中はビジネスモードです。

問題の種類

次にどんな問題が出題されるかを説明します。下表は集計結果です。

問題の種類 出題回数
話し手の言っていることについて 252回
話し手の職業、業種を当てる 30回
会話のあと何をするかを当てる 19回
会話をしている場所を当てる 16回
発言の意図、示唆していることを当てる 11回
図表問題 9回

 

「話し手の言っていることについて」は、会話で言ったことについて答える質問です。話し手が言った内容を正確に捉え、その内容や理由を答えられるかが試されます。例えば、冒頭の会話のAさんはなぜBさんに話しかけたのでしょうか。

(A)服の値段を確かめるため
(B)購入した服を別のサイズのものと交換するため
(C)同じデザインの服の他の色を探すため
(D)服を返品するため

 

「話し手の職業、業種を当てる」は、会話で職業の名前は出てきませんが、内容をもとに話し手の職業を予想できるかが試されます。例えば、冒頭の会話のBさんの職業は何でしょうか。

(A)新聞記者
(B)教師
(C)販売員
(D)運転手

 

「会話のあと何をするかを当てる」は、会話の最後の発言などをたよりに会話のあとに何をするのかを予想できるかが試されます。例えば、冒頭の会話ではBさんはこのあと何をするでしょうか?「確認してみますので、少々お待ちください。」と言ったのがポイントですね。

(A)返品の手続きをする。
(B)他の店に連絡して商品の在庫があるかを確かめる。
(C)色違いの服を探す。
(D)店長を呼んでくる。

 

「会話をしている場所を当てる」は、会話で場所の名前は出てきませんが、内容をもとに会話をしている場所が予想できるかが試されます。例えば、冒頭の会話の場所はどこでしょうか?

(A)薬局
(B)レストラン
(C)家電量販店
(D)衣服店

 

「発言の意図、示唆していることを当てる」は、特定の発言について何を意図して言っているのかを判断できるかが試されます。例えば、冒頭の会話でAさんの「この色が気に入っています。」は何を意図しているでしょうか?

(A)薦められた服を買いたい。
(B)違う色の服が欲しい。
(C)いつ入荷されるかを知りたい。
(D)ピンク色のパジャマは好みではないので、購入する気は無い。

 

「図表問題」は会話の内容に関する表や図が表示されるので、その中から質問の答えとして相応しいものを選択する問題です。会話で使われている単語がそのまま答えになるとは限らないので注意して下さい。

例えば、下表は会話で使われたメニュー表だとして、話し手はリンゴが好きでリンゴを買いたいという話をしたけど、やっぱりリンゴより安いのにしようと言ったとします。「話し手が購入する果物を選びなさい」という問題が出た場合、正解はオレンジになります。

商品 単価
オレンジ 70円
リンゴ 100円
イチゴ 120円
キウイ 150円

まとめ

会話問題とは、二人または三人の会話を聞いたあとに、その会話の内容についての質問に答える問題です。

「顧客 対 社員」、「社員 対 社員」のビジネストークがほとんどです。会話問題では、話し手が言った内容を正確に捉え、その内容や理由を答えられるかが試されます。また、内容をもとに話し手の職業、意図していること、会話のあとの行動、会話の場所を予想する力が試されます。

話し手がどんな気持ちで発言しているのかを感じ取りながら、会話問題を解きまくって感覚を磨きましょう。

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