ピーターパン21「ピーターパンが子供たちに空を飛ぶ方法を教える。」
ピーターパンは空を飛ぶ方法をどうやって子供たちに説明するかを考えています。
Say, that’s it!
ピーターパン「おい、これだ!」
sayは「ねえ」や「あのね」のように何かを伝える前の相手の注意を引くときに使います。
That’s itはYesの強調として色々な場面で使われます。このセリフはピーターパンの頭の中で思いついたことに対して「それだ!」と賛同の意思表示をしている表現です。ちなみに、This is itという人もいます。
You think of a wonderful thought.
ピーターパン「すてきなことを考えるんだ。」
このセリフのthink of~は「~について考える」という意味です。
Any happy little thought?
ウェンディ・ジョン「どんな小さな幸せでも?」
Any/happy/littleの語順は、限定詞のanyが最初に来ること以外はこだわる必要はありませんが、一般的にはany little happy thingの方がよく使われる傾向があります。
Uh-huh.
ピーターパン「ああ。」
Like toys at Christmas?
ウェンディ「クリスマスのおもちゃみたいな?」
Sleigh bells, snow?
ジョン「スレイベル、雪?」
スレイベルとは棒や板に鈴をたくさん取り付けて振って鳴らす楽器のことです。
Yep. Watch me now. Here I go!
ピーターパン「うん。さあ僕を見て。行くよ!」
yepは「うん」のような相づちを打つ言葉です。
watchは主に動いているものを「見る」という意味で使います。see、look at、watchの違いについては次の記事を参照して下さい。
⇒「see、look at、watchの違い」
Here I goは本人が行動を起こすときの「さあ行くよ」という掛け声に使います。ちなみに、Here we goは周りにいる人たちも含めて行動を起こすときの「さあ行くよ」で使います。
以下のフレーズは言葉が似ていて間違いやすいので言いまくって覚えましょう。
語句 | 意味 |
---|---|
Here you are | はい、どうぞ |
Here we are | 着いたよ |
Here we go | さあ行こう |
It’s easier than pie.
ピーターパン「簡単だよ。」
とても簡単であることを表現することわざに「(as) easy as pie」があります。
It’s (as) easy as pie.「パイを食べるのと同じくらい簡単」⇒「楽勝だぜ。」という意味になります。確かにパイを食べるのは簡単ですね(作るのは大変そう)。
ピーターパンはこの言葉を比較級を使って、It’s easier than pie.「パイを食べるのよりも簡単」としました。ピーターパンにとって飛ぶのは超絶簡単のようです。
⇒「比較級とは」
ちなみに、日本人はとても簡単なことを「朝飯前だぜ」といいます。
He can fly! ウェンディ「彼は飛べる!」
He can fly! ジョン「彼は飛べる!」
He flew! マイケル「彼は飛んだ!」
flyの活用に注意して下さい。
現在形 | 過去形 | 過去分詞 |
---|---|---|
fly | flew | flown |
Now you try.
ピーターパン「さあ、君たちがやってみよう。」
Nowは「さて」、「では」などの意味で話を切り替えるときに、文頭に置くことがあります。
I’ll think of a mermaid lagoon.. Ah, underneath a magic moon.
ウェンディ「私は人魚の礁湖について考えるわ。あー、魅了する月の下に。」
このセリフのthink of~は「~について考える」という意味です。
I’ll think I’m in a pirate’s cave.
ジョン「僕は海賊の洞窟にいることを考えるよ。」
従位接続詞のthatを使った名詞節が文の目的語になっています。ただし、このセリフのtahtは省略されています。
⇒「従位接続詞thatとは」
I'll thinkthat I’m in a pirate’s cave.
I think I’ll be an Indian brave.
マイケル「僕はインディアンの勇者になるのを考えるよ。」
従位接続詞のthatを使った名詞節が文の目的語になっています。ただし、このセリフのtahtは省略されています。
⇒「従位接続詞thatとは」
Ithinkthat I’ll be an Indian brave.