感嘆文の使い方。What、Howを文頭に置いて「なんて~なんだ!」を表現する
本記事では感嘆文について説明します。感嘆文とは、形容詞や副詞を強調して伝えたいときに使う表現方法です。
「このすき焼きは、なんて美味しいんだ!」
「これは、なんて素敵なリンゴなんだ!」
のように、自分が感動したことや、気に食わないことをビックリマークとともに強く訴えたい!そんなときに使います。驚きの文であることを明確にするために、文頭にHowまたはWhat、文末に!をつけます。
Howを文頭につける感嘆文
Howを文頭につける感嘆文を実際に作ってみましょう。以下の英文を読んで下さい。
This apple is beautiful. 「このリンゴは美しい。」
まず、強調したい形容詞または副詞の直前にhowを置きます。今回はbeautiful(美しい)の前にhowを置きます。
This apple is how beautiful.
強調したいhow beautifulを文頭に移動します。最後に、文末にビックリマークをつけて完成です。
How beautiful This apple is!
「このリンゴはなんて美しいんだ。」
日本語訳にすると、how beautifulを文頭に持ってくなくてもいいように思えますが、文頭に持ってくることで、強調したい「美しい」が真っ先に聞き手に伝わります。外国人は「結論を先に言え。」の精神が強いので、このような表現方法がしっくりくるのです。
まとめると、Howは形容詞または副詞に焦点を当てて強調したいときに使い、文構造は以下のようになります。
Whatを文頭につける感嘆文
次に、Whatを文頭につける感嘆文を実際に作ってみましょう。以下の英文を読んで下さい。
This is a beautiful apple. 「これは美しいリンゴだ。」
まず、強調したい名詞の前にwhatを置きます。名詞の前に冠詞や形容詞がある場合はその前にwhatを置きます。
This is what a beautiful apple.
whatから名詞までを文頭に移動します。最後に、文末にビックリマークをつけて完成です。
What a beautiful apple this is!
「これはなんて美しいリンゴなんだ。」
まとめると、Whatは名詞に焦点を当てて強調したいときに使い、文構造は以下のようになります。
主語、動詞は省略するほうが多い
What a beautiful apple this is!
「これは何て美しいリンゴなんだ!」
街を歩いているとき、驚くほどの美しいリンゴを見かけたとき、あなたはとっさに何と言うでしょうか。
「何て美しいリンゴなんだ!」
「何て美しいんだ!」
のように、主語や動詞を言わずに強調したいことだけを言うのではないでしょうか。英語も同じで、以下の文のように感嘆文では主語、動詞を省略することが多いです。
What a beautiful apple!
How beautiful!