「コーラミサイル」コーラ缶を振って飛び出すジュースの飛距離を競う

2020年6月16日

コーラの缶を振ったあとに缶から飛び出すジュースの飛距離で勝負するゲーム。iOS版のみがリリースされている。

普段、炭酸ジュースの缶は常に振らないように気を付けて、フタを開けるときは「飛び出ないでくれ。。」と思いながらゆっくりフタを開ける。

それとは逆に、どこまでも飛ぶことを願いながら缶を思いっきり振る。日頃のストレスが発散できそうだ。試してみよう。

アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。設定は無く、再生ボタンを押すだけで直ぐにゲームが始まる。
トップ画面

 

以下の動画は実際のプレイ動画。

「Ready、Shake!」という掛け声とともに7秒間スマホを思いっきり振る。振れば振るほど炭酸が膨張し、缶が膨らんでくる。

振っている最中に関西弁で「ええやん!」、「いい感じやん!」、「最高やん!」、「ほんまかいな!」と応援してくれる。プレイ動画では聴こえないが、実際のプレイではスマホを振るごとに「シュワ!」という中のジュースが揺れる音がする。

終了の笛が鳴ったら、「3、2、1」の合図とともに缶がのフタが開き、謎のキャラクターとジュースが上に向かって飛んでいく。飛距離が半端ない。大気圏を超えて宇宙に飛び出し、思いっきり振れば何億kmという距離になるのだ。

缶を振る前に「mental」と書かれた物体が現れ、飴玉を持っている謎のキャラクターが缶の中に入っていく。これは何を表しているのか疑問に思ったプレイヤーもいるのではないだろうか。
コーラの中にメントスが入る

 

これは、「メントスガイザー」を表現しているものと考えられる。メントスガイザーとはコーラとメントスを混ぜたときに炭酸の気化が急激に早まる性質を利用して、液体の噴射力を強くする技である。EepyBirdという科学者ユニットのメントスガイザーのパフォーマンスムービーが有名である。

通常のコーラとメントスを合わせても噴射高は数メートルなので、数億メートルを叩き出せるのはメンタルの影響が大きそうだ。

 

スマホを振るコツがあるようだ。「シュワ!」という音を途切れさせないリズムと振り幅で高速に振り続けられたときにいい記録が出た。

 

記録21億km。大きな記録を出すと謎のキャラクターが惑星にぶつかって停止する。地球から太陽までの距離は約1.5億km。

ちなみに、冥王星までの距離は約48億km。2015年にNASAの探索機が9年半かけて冥王星に到着した。

探索機の時速をざっくり計算してみると、48億km÷(365日×9.5年×24時間)=57678km/h
記録21億

 

 

 

全国のトッププレイヤーたちはどのくらいの飛距離を叩き出しているのだろうか。

GameCenterのランキングを確認してみたところ、1位はノリノリさんの4142億km。プレイ動画を見てみたい圧倒的な記録だ。
全プレイヤーの記録

 

 

 

 

以上、「コーラミサイル」は、コーラ缶を振って飛び出したジュースが地球も飛び出し、宇宙を突っ走った飛距離を争そうゲームである。

誰でも簡単にプレイすることができ、映像やミュージックの演出が勝負を熱くさせる。一人でもパーティーでも盛り上がれるゲームだ。手が滑らないスマホカバーを装着して楽しもう。

App Storeからダウンロード