「キクタン」苦手な英単語に絞り込んで学習。リズムに乗って発音したり、クロスワードも楽しめる

2020年6月16日

苦手の単語に絞り込んだ「フィルタリング学習法」で学習効率を高める英単語アプリ。クロスワードパズルも楽しむことができる。iOS版のみがリリースされている。

効率的に単語を学習して、余った時間にクロスワードを楽しみながら自然と単語力がつく。そんな理想的な結果になるだろうか。試してみよう。

アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。コースは「CrossWords」と「単語学習」の2つ。
トップ画面

 

「単語学習」は、知っている単語、知らない単語を振り分ける作業から始める。そして、知らない単語のみで詳細学習、確認テストを行う。

以下は知っている単語、知らない単語を振り分ける動画。

単語の発音とスペルから単語の意味を思い出したあとに「意味確認」ボタンを押す。意味が合っていれば「知っている」、間違っていれば「知らない」を選択していく。

「意味確認」、「知っている」ボタンは右にあるほうが自然だと思うのは筆者だけだろうか。

以下は詳細学習のプレイ動画。

単語の振り分けで「知らない」を選択した単語が順番に表示されていく。

画面をタップすることで、目隠しされている単語の意味を表示したり、発音を聴いたりすことができる。さらに、ページを裏返すともっと詳しく単語の意味を確認できる。

 

以下は確認テストのプレイ動画。

詳細学習でしっかりと覚えることができたかを確認する。テストするのも「知らない」を選択した単語のみである。テストのことを考えると、ある程度知っているレベルの単語は念のため「知らない」に分類して、詳細学習とテストをしたほうが良さそうだ。

 

1日16語の学習を上記の流れで行う。

面白いモードに「チャンツ」がある。単語の発音と意味が音楽のリズムに合わせて繰り返されるモードだ。漫画「ドラゴン桜」でこのような学習法が紹介されていたのを思い出す。

知っている単語も聴かなくてはならないので、通常の学習より時間がかかりそうだが、どれくらいの効果があるのか気になるところだ。

 

「CrossWords」は、画面下部のヒントを便りにクロスワードの単語を穴埋めしていくゲームである。

これがまた難易度が結構高い。一番簡単なレベル(Basic)を選んでも全問解くのに10分近く考えた。単語学習といった観点では効率がいまいちだ。
クロスワード

 

Free(無料版)では112単語しか登録されていないので、気に入ったら有料版を購入されたし。

以上、「キクタン」は知らない単語に絞って学習、テストを進め、リズムやゲームで楽しみながら学習もできるる英単語アプリである。

App Storeからダウンロード