「勉強専用タイマー」風船が爆発する緊張感で勉強に集中する

2020年6月16日

時間に追われている「ギリギリ感」によって集中力を高められるのが売りの勉強管理アプリ。iOS版のみがリリースされている。

テスト前日は普段よりも集中して勉強できることが多い。これは本番までの時間的猶予がないという「ギリギリ感」が集中力を高めていると考えられる。

このアプリを使って、テスト前日に限らず常に「ギリギリ感」を感じて勉強に集中できるようになれば成績アップは間違いなしだ。さっそく試してみよう。

アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。デフォルトで2分と50分のタイマーが用意されている。
トップ画面

 

検証用に1つタイマーを作成しよう。まず、トップ画面右上の「+」ボタンボタンを押す。すると下図の設定画面に移動するので各項目を設定する。
設定画面

 

「ラベル」とはトップ画面に表示されるタイマーの名前のことである。

「サウンド」はタイマー開始終了時に効果音を鳴らすか鳴らさないかの設定で、「サウンドあり(Voice)」を選択すると、制限時間以内に終了ボタンを押したときにお姉さんが褒めてくれる。街中のお姉さんというよりも女性アナウンサーのような声だ。
サウンド設定

 

時間は10秒以上に設定する必要がある。といっても、10秒以内のテストというものはまず無いので問題ないだろう。
タイマー10秒

 

作成したタイマーはトップ画面に追加される。今回は制限時間11秒、サウンドあり(Voice)のタイマーを作成した。
11秒タイマーを作成したあとのトップ画面

 

カウントダウンを開始すると、風船がどんどん膨らんでいき、0秒で大爆発を起こす。要するに、風船が爆発する前に勉強を終わらせて終了ボタンを押すのだ。爆弾処理班になったようなドキドキ感だ。

爆発シーンや爆発音はもっと過激な演出だと嬉しかった。

 

カウントダウンには「通常モード」、「激モード」、「鬼モード」の3つのモードが用意されている。

「激モード」は通常時間の90%の時間(小数点以下切り捨て)からカウントダウンが開始する。例えば、制限時間を11秒に設定した場合、激モードでは9秒になる
激モード

 

「鬼モード」は通常時間の80%の時間からカウントダウンが開始する。
鬼モード

 

勉強が終わって「終了」ボタンを押したときの残り時間をもとに4段階の評価が行われる。

たいへんよくできました
たいへんよくできました

 

よくできました
よくできました

 

がんばりましょう
がんばりましょう

 

もっとがんばりましょう
もっとがんばりましょう

 

この評価は、設定した制限時間の10%を境目として分類される。

例えば、制限時間を10秒に設定した場合は残り時間1.0秒を境目にして下表のように評価される。
制限時間10秒

 

制限時間を20秒に設定した場合は残り時間2.0秒を境目にして下表になる。勉強速度を1割速くすることを意識して勉強するべし。
制限時間20秒

 

激モード、鬼モードも同様に、制限時間の10%を境目として分類される。例えば、制限時間10秒の激モードは9秒なので、9秒×0.1=0.9秒が境目になる。
激モードでよくできました

 

 

1つ不思議な事象が発見されている。「たいへんよくできました」と「よくできました」の間に「もっとがんばりましょう」が混ざり込む事象だ。

例えば、制限時間20秒の設定にして、残り時間2.1秒で終了した場合、「たいへんよくできました」が表示されると思いきや、なぜか「もっとがんばりましょう」が表示される。トラップに引っかかった気分だ。このポイントに当たったらラッキーと考えよう。
残り2.1秒で「もっとがんばりましょう」

以上、「勉強専用タイマー」は、制限時間以内に勉強を終わらせないと風船が爆発するという緊張感が、勉強に張りを与えてくるアプリである。

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