「Classim」授業の時間割と出席回数、欠席回数を管理する

2020年6月16日

時間割を簡単に作ってウィジェットに置けるのが特徴の勉強管理アプリ。iOS版のみがリリースされている。

時間割を眺めるだけでなく、出席数、遅刻数の把握までできるようだ。試してみよう。

アプリを起動すると下図の時間割が表示される。これは1日表示の画面で、曜日リストの中から曜日をタップすると、その曜日の時間割(教科、教師、教室)の一覧を見ることができる。
時間割

 

では、下表の時間割を作ってみよう。
時間割のサンプル

 

時間割の空欄をタップすると授業情報入力画面が表示されるので、授業内容を入力する。

限目ごとの時間帯が一定の場合、設定画面から一括設定しておくと最初から時間帯が入力されているので楽だ。「保存」ボタンを押して1つの授業の登録完了となる。
授業情報を入力

 

下図はすべての時間割を入力したあとの時間割画面。表示が見やすいというだけでなく、学校の教材資料で使われてそうなデザインが気持ちを引き締めてくれる思いになる。画面左上の全体表示に切り替えボタンを押すと、
すべてを入力したあとの時間割

 

全体表示に切り替わる。登録するときに指定した色が各マスに表示されるので、とても把握しやすい。
時間割

 

時間割を作って眺めるだけではなく、欠席、遅刻の回数をカウントしてくれる機能がある。以下の動画のように、1日表示の教科を左にスライドさせて、「欠席」、「遅刻」のいずれかを選択するだけ。

合計回数は教科をタップした詳細画面に表示され、ここの「欠席」、「遅刻」を左にスライドさせて回数を上下させることもできる。

 

1つ大きな欠点がある。それは、欠席、遅刻回数は同じ曜日の同じ限目のみにカウントされるという点である。

1つの教科は1週間で複数回行われる。そして、最低限出席しなければならない回数は教科ごとに決まっている。限目や曜日をまたいだ教科ごとの欠席回数、遅刻回数を把握するためにすべての詳細画面を開いて確認するのは時間がかかる。今後の仕様変更に期待しよう。

便利な機能に、外部に時間割を送信する機能がある。

以下の動画のように全体表示の時間割を左にスライドさせた共有ボタンから、「アルバム」、「Twitter」、「LINE」で時間割の画像ファイルを送信できるのだ。

作った時間割を同級生に見せたいときなどに使えそうだ。外部にデータを送信して別の端末に取り込む機能があれば嬉しかった。今後の機能追加に期待しよう。

 

ウィジェットに対応していて、全体の時間割を通知センターに表示することができる。時間割をタップするとアプリが起動する。
時間割を通知センターに表示

 

以上、「Classim」は、1週間の時間割を作り、1日表示と全体表示を切り替えて時間割を把握できる勉強管理アプリである。

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