「カラフル電卓」計算結果表示部が2つあり、切り替えて使う

2020年6月17日

カラフルなデザインが売りの電卓アプリ。現在はAndroid版のみリリースされている。

アプリを起動するとすぐに電卓画面が表示される。デフォルトのカラーは木目調。デフォルトはおすすめ色の濃いピンクにすべきである。
カラフル電卓の電卓画面

 

この電卓アプリの最大の特徴は計算表示部が2つあることだ。2つの計算表示部を切り替えて、独自に計算することができるのだ。

例えば、1980円のシャツ3枚の値段を知るために、下図のように「1980×3=」と入力して5940を得たとする。
1980円×3個を計算

 

ふと、先週は2180円で売っていたことを思い出し、先週買ったらいくらだったかを知りたくなった。

そこで、下の計算表示部をタップ、「2180×3=」と入力して、先週買ったら6540円だったことを得る。
2180円×3個を入力

 

さらに、「-」「M」キーの順で入力すると「6540-5940」と表示される。「M」キーは、灰色表示部の数値を白色表示部にコピペするキーなのだ。

最後に「=」キーを押せば、
一時保存から値を取得

 

差額の600円を知ることができる。このように、通常の電卓ではメモリーキーを用いて実現することを計算表示部を切り替えて行うことができるので、計算状況がとても把握しやすい。

一時保存の機能を削除せずに「M+、M-、CM、RM」キーを「M」キーのみにできたのは、使い方の把握しやすさという点では大きな事だ。
6540円と5940円の差額

 

「◀」キーは、卓上電卓に使われる「▶」と向きが逆になっているが、向きだけでなく機能も少し異なっている。
やじるしキー 「▶」キー

 

例えば、卓上電卓では「35+20」と入力したあとに「▶」キーを3回以上押しても「20」より前の計算式は削除することができない。

一方このアプリは、「35+20」と入力したあとに「◀」キーを連打すると、押した分だけ計算式は削除される。卓上電卓に慣れているとイメージしずらいが、+などの演算子を変更して計算したい場合などはやりやすい。

 

1つ気になるのは、バックグラウンドにしたら計算結果がクリアされてしまう点である。計算途中に別のアプリを参照したいとき、計算結果はそのままにアプリを切り替えることができないのだ(2015年7月現在)。改善してほしいユーザーは多いだろう。

選択できるカラーバリエーションは17種類
カラーは17種類

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