「表メモ」リストや配列で管理したいメモに役立つ

2020年6月16日

表形式のメモを保存できるのが特徴のメモ帳アプリ。iOS版のみがリリースされている。

飲み会の出席確認、買い物リストのような表形式でメモしたほうが把握しやすそうなことが多々ある。試してみよう。

アプリを起動すると下図のメモ一覧画面が表示される。画面右上の「+」ボタンを押してメモを作成する。
トップ画面

 

最初は1行×3項目の表が用意されている。項目数を増やしたり、項目に名前を付ける場合は、画面下部の設定ボタンボタンから設定する。行を増やす場合は、画面右上の+ボタンボタンで追加する。
表を作り始める前

 

飲み会出席者の名前と会費と支払いのチャックを行う表を作成してみた。以下が実際の動画。迷うことなくスムーズに登録できた。

 

登録した行は、以下の動画のように行を移動するボタンボタンを押すことで表内を自由に移動することができる。

 

作成した表をデスクトップPCなどの他の端末で編集したいと思った時のために、CSVデータを出力してメールで送信する嬉しい機能がある。画面下部の送信ボタンボタンから「CSVをメールで送る」を選択し、宛先を入力して「送信」ボタンを押すだけだ。

受け取ったCSVデータをExcelなどの表計算ソフトで開けば、すぐに編集ができる。
CSVデータ

 

さらに、CSVデータを読み込む機能もある。例えば、パソコンで下図のようなCSVデータを作成し、iPhoneのメールに送信する。
インポートするCSVデータ

 

受信したメールに添付されてきたCSVデータを長押しして「表メモで開く」を選択すると、アプリに表がインポートされ、編集することができる。とても便利だ。
メモをインポートした結果

 

データを検索したり、絞り込んだりするためのフィルタリング機能や、数値の合計や平均を出す関数などが追加されれば、大きな盛り上がりを見せることだろう。今後の追加に期待しよう。

以上、「表メモ」は、長文のメモには向かないが、リストや配列で管理したいメモには大変役に立つメモ帳アプリである。

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