「トライビット」ボール破壊ゲームを楽しみながら、ビット、2進数、16進数を学ぶ。

2020年6月16日

アプリの概要

ゲームを通してビット、2進数、16進数について学習するアプリ。iOS版とAndroid版の両方がリリースされている。

トライビットのプレイ画面

 

ビット関係の記事として、本サイトではSpriteKitのゲーム作成でビットマスクを利用して物体の衝突を検知する方法について説明したことがある。このアプリで学んだあとの応用知識として読んでみると参考になるかも知れない。⇒「ビットマスクとは

プレイ方法

ビットの説明はアプリをじっくり読んで見て欲しい。初心者でも分かりやすい説明がとても良い感じだ。

ゲームモードは3つあり、そのうち2つは決められたボールの数を破壊するとクリアになるので慣れればすぐ終わる。3つ目のエンドレスモードはテクニック次第で長時間プレイでき、スコアの更新を目指す楽しいモードだ。

プレイが開始したら、1~F(16進数)の数字が書かれたボールが上からゆっくり落ちてくる。ロボットの下には4桁のビットが並んでいて各桁のオンオフを切り替えて値を変更する。

ビットの数値と同じボールにビームが飛び、隣りの青丸ボタンを押すとボールが爆発し得点が入る。ボールがロボットに当たるまでこれを繰り返し、当たった時点でゲームオーバーとなる。

例えば、下図の2進数「1111」は16進数の「F」と同じなので、Fが書かれたボールにビームが飛んでいる。

エンドレスモードのプレイ風景

 

ボールの色は青色、赤色、緑色、茶色の4種類があり、破壊した時の得点がそれぞれ異なる。

下表はボールを1個破壊したときの得点一覧。大きいボールほど得点が高いことが分かる。

ボールの色 サイズ 数字 得点
青色 極小 0、1、2、4、8 20点
赤色 3、5、6、9、A、C 40点
緑色 7、B、D、E 60点
茶色 F 80点

 

ボールを同時に3個以上破壊するとコンボボーナスが発生する。3個同時に消すと3コンボ、4個同時に消すと4コンボになる。

下表はコンボ数とボーナスの詳細。4コンボの効果が最も大きいのが不思議だ。

コンボ数 得点
3コンボ ボール1個ぶん得点に上乗せ
4コンボ 得点が倍になる。
5コンボ ボール3個ぶん得点に上乗せ
6コンボ ボール2個ぶん得点に上乗せ

 

時間が経つにつれフィールドの形状が変化し、ボール加速しやすくなるのと、両側からボールが襲ってきやすくなる。

上記仕様を考慮すると、スコアを上げるためにはできるだけ多くのボールを同時に破壊してコンボボーナスを稼ぐプレイをしたい。といってもそう簡単にはいかず、一番近いボールを先に破壊したくなる自分がいる。

狙うボールを決めてからビーム発射までの時間を短くするには、進数変換を瞬間的にできるようにしておきたい。

下表はボールの数字とスイッチON、OFFの対応表。例えば、ボールの7を狙いたい場合は右3つのスイッチをオンにすればいい。

スイッチと16進数の対応表

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以下はベストスコアを狙ったプレイ動画。☆7評価を取るには修行が必要そうだ。