「1Day1Do」1日1行動、ハードルを低くして続けることに主眼をおく
1日1行動。続けることにフォーカスを当て、行動の継続をサポートしてくれる時間管理アプリ。iOS版のみがリリースされている。
やろうと決めた行動をいつの間にか忘れていて、気が付けばやる気が無くなっていたということがある。1日1行動でいいと言われると、何だか続けられそうな気がする。試してみよう。
アプリを起動すると下図の行動一覧画面が表示される。軽い感じのシンプルなデザインがナイス。
行動を作成するには、画面右上の「＋」ボタンを押す。
行動名を入力し、写真を選択して「＋」ボタンを押せば登録完了。
下図は国語、算数、理科、社会、英語の5つの行動を登録したあとの行動一覧画面。
行動時間を計測するには行動名を押す。
すると、行動登録画面に移動するので、以下の動画のように「行動を開始する」ボタンを押すと計測がスタートする。ミリ秒単位まで計測できるので短距離走などの際どい時間で勝負する行動の集計にも使えそうだ。
「行動を終了する」ボタンを押すと計測がストップする。1回行動した証として画面左上にハートが飛んでいく。画面デザインなど作者の高いセンスを感じる。
「記録する」ボタンから過去の行動を登録することができる。
そこで下表の行動をすべて入力してみた。
下図は、すべての行動を登録したあとの行動一覧画面。
行動名の右にあるパーセント表示は、全行動に対するその行動の割合を表している。例えば、国語の14%は、国語、算数、理科、社会、英語にかけた合計時間のうち14%が国語に費やした時間であることを意味する。
行動登録画面下部の「データ」を押すと行動時間の詳細を見ることができる。
下図は、算数のデータを表示した画面。今日の行動時間は5時間30分、今までの行動時間累計は7時間30分、行動した日に絞った平均行動時間は3時間45分、行動を登録してから7日間が経過し、そのうち2日行動したというデータである。
タイムウォッチはミリ秒まで表示しているのに、データでは分までしか表示されないのは残念だ。
「グラフ」ボタンを押すと、今日までの行動時間を棒グラフで表示してくれる。横軸は日付、縦軸は時間を表している。毎日行動して棒グラフが並んでいるのを見ると、なぜか隙間を作りたくないという気持ちになる。
そして、何も行動していない日があると、設定した時刻（デフォルトでは21:00）に通知で知らせてくれる。教えてくれてありがとう。
以上、「1Day1Do」は、行動の作成、計測が簡単にでき、少しでもいいから1日1行動するというハードルの低さで行動の継続をサポートしてくれる時間管理アプリである。
