「Rubek」立方体を回転させてゴールを目指すゲーム
ゲームの概要
立方体を回転させてゴールを目指すゲーム。以前紹介した「BLUK」と雰囲気がとても似ているが、ルールが全く異なる。
筆者は1998年に発売された「XI」(サイと読む)というゲームが得意だった。XIはサイコロを転がして数字を揃えるゲームである。XIの感覚を思い出しながらレッツトライ。
基本ルール
画面を指でスライドした方向に立方体が転がる。スライドさせて直ぐ画面から指を離すと、立方体は1マスだけ進んで止まる。スライドしたあとに指を画面から離さなければ立方体は連続でスライドした方向に転がっていく。
進めるのは柱の上だけで、黒いマスは無条件で進むことができる。
白く光っているマスがゴールで、この上に立方体を乗せるとステージクリアになる。
色が付いているマスの上に立方体を移動するには条件がある。それは、立方体を回転させたときにマスと重なる面の色がマスの色と同じにならなければならないということだ。
しかし、ゲーム開始直後の立方体は全面白色なので、そのままでは赤いマスの上を通過することができない。立方体の面を着色するには「+」が書かれたマスの上に乗る。「+」のマスに乗った面の色が「+」のマスの色と同じになる。
以下の動画は立方体の面に赤色を着色し、赤いマスを通ってゴールに到達するプレイ動画である。
クリア評価
ステージクリアの成績が3段階で評価される。評価の基準は立方体の移動回数で、移動回数が少ないほど評価は高くなる。
つまり、できるだけ無駄な動きをせずにクリアするのが評価を上げるためには重要なので、あちこち移動しながらクリア手順を考えるのではなく、ある程度手順を考えてから移動を開始したほうが良い。
ちなみに、移動回数の制限は無いので、最初のプレイは☆1でも良いくらいの気持ちで動かしまくり、クリアの手順が分かったら次のプレイで丁寧に立方体を進めるのもありだ。
スイッチ
マスの上にあるスイッチを立方体で踏むと、特定の柱の並びが変わったり、段差ができたりする。色付きのマスと同じようにスイッチと同じ色の面でしか踏むことができない。
以下の動画はスイッチを押すと柱が1段高くなるプレイ動画。
1段高くなったマスを越えたら、立方体の面がどう変化するのかを確認しよう。
まずは段差が無いところで立方体を進める場合を考える。下図のように、各面に赤黄青緑を塗って回転を分かり易くすくした。この立方体を左に2マス進めるとどうなるか。
1マス進めると立方体が90度回転するので、2マス進めると立方体の面の上下が逆になる。
では、下図のように1段高くなっている柱を渡るときはどうなるか。
1マス進めると立方体が180度回転するので、2マス進めると立方体の面は渡る前とまったく同じになる。つまり、柱を越える動きは、4マス進める動きと同じ結果になる。
柱の側面を1マスと考えて、段差を移動するときの面がイメージできるようにしておこう。
平行移動
下図は、立方体を真上から眺めた図とする。立方体を赤矢印方向に進めた場合、どれだけ進めても場所が変わらない面があるがどこか分かるだろうか。
そう、緑色と黄色の面は赤矢印方向に移動しても場所が変わらない。このイメージが遠くの色マスに立方体を乗せれるかどうかを判断するときの基本になる。これを「カニ移動」という。
簡単な例を挙げると、下図の立方体は左側の青マスを通過できることが直ぐ判断できる。
力試し問題
1つ力試しをしておこう。下図の黄色で囲んだ通路を通過したい。立方体の面にどのように色をつければいいか。
前述したのように、「2マス移動すると面の上下が逆さまになる。」「まっすぐ移動しているときに変わらない面がある。」のポイントを押さえると分かる。
赤から緑のマスに移動するには3マス進む必要があるが、1マスぶんはカニ移動と考えると同一方向に2マスの移動になる。なので、赤と緑が正反対の位置に色を付ければいいことが分かる。青いマスは側面。
よって、下図のように色をつければいいことがイメージできればバッチリだ。
以下は実際のプレイ動画