「Flappy Golf 2」ゴルフボールを羽ばたかせてカップインさせるゲーム
ゲームの概要
ボールを羽ばたかせてカップまで運ぶゴルフゲーム。Android版とiOS版の両方がリリースされている。
ボールを打つのではなく、羽ばたかせて移動するのが特徴で、羽ばたいているボールを見ていると、まるで可愛い小鳥のように感じてくる。
普通のゴルフは1打ごとにボールが停止した位置まで移動して次のショットを行うが、このゲームは移動中も羽ばたかせられる。そして、少ない羽ばたき回数でカップに入れると好成績となる。
基本操作
操作方法自体はとても単純で、画面右下のボタンを押すとボールは右上(下図赤矢印)に向かって羽ばたき、画面左下のボタンを押すと左上(青矢印)に向かって羽ばたく。羽ばたく動作をフラップという。
ボールの真上に表示されている数字は現在のフラップ回数を表している。例えば、下図ではすでに12フラップしていることになる。
とりあえず、右ボタンを4回タップしてみよう。以下は実際のプレイ動画。
水平方向の速度
下図は、4タップしたときのボールの軌跡をプロットしたものである。高さを維持しながら、右方向の速度が速くなっていることが分かる。
タップするごとにボールに同じ力が加わり、水平右方向の力は弱まらないためボタンを押すたびに速度が2倍、3倍、4倍になっていく。なお、ボタンを短くタップ、長押し、どちらでも加わる力は変わらない。
一方、垂直方向には重力が働いているため、ボタンを押したあとに垂直上方向の速度が徐々に弱まっていき、落下し始める。
このままずっと右ボタンだけ連打していては加速しまくりの遥か彼方へ飛んでいってしまうことになる。速度を弱めるには左ボタンをタップする。
ボールの水平方向の速度をゼロにするには、逆方向に同じ回数だけタップする必要がある。先ほどの例だと、右ボタンを4回連続タップしたので、左ボタンを4回連続でタップすると水平方向の速度がゼロになるはずだ。
実際にやってみよう。右ボタンを4回連続で押したあと、左ボタンを4回連続で押した。
高い場所を目指す
高さを稼ぐにはボールが落下し始める前に次のフラップをする必要がある。
以下の動画はボールの最高到達点付近で右ボタンを4回押した場合。
ボールが落ち始める前にフラップした場合(以下、落下前フラップ)と、落ちている最中にフラップした場合(以下、落下中フラップ)の軌跡を比較してみよう。
落下前フラップは飛距離は伸びにくいが、最高到達点が高くなることが分かる。このように、カップの場所や障害物の状況に応じてフラップするタイミングを調整して攻略するのが、このゲームの面白いところになる。
クリア評価
カップに入れるまでのフラップ数によって評価がゴールドスター、シルバースター、ブロンズスター、圏外の4段階に分かれ、少ないフラップ数でカップに入れるほど高評価になる。ホール一覧を見ていると、すべてゴールドに変えたくなる自分がいる。
新しいホールをオープンする
規定数のスター(ゴールド、シルバー、ブロンズどれでも可)を集めると新しいホールをプレイできるようになる。とてもたくさんのホールが用意されていて、2016年10月現在では、全部で9ホール×29個=261ホールもある。
ホールが進むにつれ形状が複雑になり、ボールの進行に影響を及ぼす新しい障害物が次々と出てくる。なので、飽きずに毎回新鮮な気持ちで新しいホールにチャレンジできる。
以下の動画は、壁にガムのような粘着性のある障害物があり、それにボールをくっつけながらクリアするホール。
地形や障害物を利用する
カップに入れるのが目的なら好きなだけフラップしてカップに入れればいいが、通常はゴールドスターのフラップ数でカップにいれるのが目標だ。
しかし、ゴールドスターのフラップ数はミス1つない操作でカップにいれるケースが多い。規定フラップ数でカップに入れるのができそうもないホールの場合は、障害物や地形をよく見て、それを利用してフラップ数を節約できないかをよく考える。
例えば、下図の状況で4フラップでロールケーキを飛び越えなければゴールドスターを咲かせるのが難しい。どうすればいいか。
注目するのはカドになっている地形。ボールの着地地点の形状がカドになっている場合、ボールは斜めにバウンドする。このバウンドの勢いを利用してボールの速度を上げる。
以下は実際のプレイ動画。4フラップでロールケーキを超え、9フラップでカップに入れることができた。
通信対戦をする
このゲームの熱いモードに、オンライン上の知らない人や、ローカル環境(LAN)で行うレースモードがある。
ボールの操作はシングルプレイと同じだが、フラップ数を競うのではなく最も短時間でカップに入れたプレイヤーの勝利となる。友達の家にスマホを持ち寄ってローカル環境の対戦で盛り上がろう。