「Study Lap」解答スピードを高める訓練をする

2020年6月16日

解答時間を計測する勉強管理アプリ。iOS版のみがリリースされている。

大学受験や資格試験などは過去問と同じ解答パターンのものが出題されることが多い。そのため、数学や物理などの計算を要するような試験で必要なの能力は「閃き」では無く、問題から解答パターンを把握し、すばやく答えを導き出す能力が重要視される。

「問題をもっと速く解けるようになりたい。」そんなときに力になってくれそうだ。試してみよう。

アプリを起動すると下図のリスト画面が表示される。追加ボタンボタンを押してタスクを作成する。
リスト画面

 

作成したタスクはリスト画面に追加される。下図は「数Ⅱセンター試験過去問2015」のタスクを登録したあとのリスト画面。
リスト画面にタスクを追加した後

 

タスク名をタップすると計測画面に移動する。

以下の動画のように、「START」ボタンを押すと計測が開始し、「LAP」ボタンを押す度にラップタイムが記録される。ラップタイムとは、前回のボタンを押してから今回のボタンを押すまでの時間の長さである。

「LAP」ボタンを押しても計測は止まらないので、解いたら「LAP」、解いたら「LAP」を繰り返すだけで、各問題の解答時間がどんどん蓄積されていくのだ。

画面左の「No」は問題番号を表している。「1回目」、「2回目」、「3回目」は同じ問題を解いた回数を表していて、9回まで横にらみで確認できる。

要するに、1回目、2回目と回数が増えていくほどラップタイムが短くなっていくことを目指すのだ。

また、間違って「LAP」ボタンを連打してしまっても、画面左下の「CANCEL」ボタンを押せば前回の入力を取り消すことができるので、問題番号がずれてしまう心配が少ないのが嬉しい。
時間計測

 

サウンドボタンを押すとアラームの設定ができる。「LAP」ボタンを押してから指定時間が経過するとアラームが鳴る。
アラームの設定

 

以下の動画はアラームを5秒に設定した動画。1問1分以内に解くという目標を立てた場合はアラームを1分に設定するという使い方ができそうだ。

 

以上、「StudyLap」は、問題ごとの解答時間を記録して、解答スピードを上げる訓練ができる勉強管理アプリである。

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