「ge-calc」計算履歴がメモに挿入され、文章の一部分にできる
計算履歴がメモになるのが売りの電卓アプリ。iOS版のみがリリースされている。
計算した結果をメモに挿入して使いたいという要望は結構ありそうだ。ポコ森防衛隊のUSKさんも愛用しているらしい。試してみよう。
アプリを起動すると、以下の計算画面が表示される。昔使っていた電卓を思い出させてくれるデザインだ。
電卓を指でスライドするとメモ帳が現れる。
電卓に打ち込んで計算がメモに挿入されるので、以下の動画のように計算式と説明文を残すことができる。これはとても便利だ。
端末を横にするとメモ帳と電卓が並んで表示されるので、横にらみしながら計算することができる。画面を切り替えなくて済むのでメモを利用したいときは、横向きの方が便利だ。
そして、書いたメモはそのままにして、好きなだけ新しい用紙に切り替えることができる。試しに数字だけを記載したメモを50枚作ってみた。何枚でもいけそうだ。
作成したメモはメールやEvernoteなど外部に送信することができる。
1つ気になったのは、計算履歴の表示のされ方だ。例えば、1+2+3+4+5…と入力した場合は下図のように表示される。
「1+2+」と入力した段階で「1+2=3」が表示され、答えの「3」が次の行の先頭に表示され、続いて「3+」と入力した段階で、先頭の「3」と入力した「3」で「3+3＝6」が表示され、6が次の行に表示される。
何か分かりづらい計算履歴になるような気がするのは使い慣れていないせいだろうか。
良く使う金額の合計計算は人参×2個＋玉ねぎ5個＋白菜1個といった金額×個数の合計である。これを簡単に計算するには関数電卓に切り替えて「GT（グランドトータルキー）」を利用する。
例えば、120円×5個、540円×2個の合計は以下の動画のように入力する。卓上電卓では見れないGTの内訳け（600円+1080円）を見ることができるのが嬉しい。
四則演算の優先度（掛け算、割り算を先にやる）の指定や計算式に括弧が使えるようになるのを期待する。
以上、「ge-calc」は、計算履歴を挿入したメモを何枚でも保存しておくことができる嬉しい電卓アプリである。USKさん、アプリの紹介ありがとう。
