「ガブっと!ガブガブキング」虫歯を抜いてしまった人が罰ゲームをする
「ガブガブキング」の歯を1本づつ抜いていって虫歯を引いた人が罰ゲームをするパーティーアプリ。Android版とiOS版の両方がリリースされている。
「ガブガブキング」とは、よしもとタウンの公式キャラクターで、ガブガブ星という惑星からやってきていきなり吉本興業に所属した謎の生物である。
※画像は「吉本興業」の公式サイトから引用
「イタイワニー」というゲームが昔流行ったのを覚えているだろうか。口を開けたワニの歯を一本づつ押していき、虫歯の歯を押した段階でワニに噛まれるゲームである。
「ガブっと!ガブガブキング」はそれと同じようなルールのゲームだが、歯を押すのではなく、抜いていくというところがイタイワニーとは異なる。ちょっと残酷だが、サメの歯のように抜いた歯は生え変わると考えて遊ぼう。
アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。「ひとりでガブガブ!」は一人で歯を抜いてハイスコアを目指すゲームで、「みんなでガブガブ!」は複数人で歯を抜いて虫歯を当てた人の負けとなるゲームである。
本記事はパーティーゲームの体験記事なので「みんなえガブガブ!」を試す。なお、「ひまつぶし」は別のアプリを紹介するだけのページ。
下図は実際のプレイ動画。虫歯を抜いたときに実際のおもちゃのように物理的に指を噛まれるわけではないので、噛まれたときの驚きはそれほどでもない。しかし、ガブガブキングのリアクションやセリフ、BGMなどの演出がとてもよくできていて雰囲気を盛り上げてくれる。
プレイが終了したら罰ゲームのルーレットがまわるので、虫歯を抜いた人はルーレットで当たった罰ゲームをするという流れだ。
最初から18種類の罰ゲームが用意されているが、自分で決めた新しい罰ゲームを追加することもできる。プレイ開始前画面にある「罰ゲーム」ボタンから罰ゲームの内容を追加し、「セット」ボタンから6個1セットの罰ゲームセットを作成する。
作った罰ゲームセットは「プレイ」ボタンを押した後のルール説明画面の「セット変更」ボタンから設定することができる。飲み会中、二次会のカラオケなど用途に合わせて複数のセットを準備しておく使いかたができる。
残念なのはテクニックや知恵などを用いるところがないので、運に任せて歯を抜くだけということだ。これではジャンケンしているのとあまり変わりない。アプリならではの機能を使って、テクニックや頭脳プレイが必要な要素が今後追加されることを期待しよう。
なお、ガブガブキングはプレイ開始時に「下が痛いガブ~」、「奥の方が痛いガブ~」、「下は痛くないガブ~」などをしゃべるがこれはヒントにならない。
以下の動画のように「下が痛いガブ~」と聞いて虫歯が下にあると判断し、上の方を抜いても虫歯に当たることがある。
以上、「ガブっと!ガブガブキング」は、罰ゲームを決めるためのドキドキ感を演出したいときに使えるパーティーゲームアプリである。飲み会の余興に使おう。