「あっ。これなんだっけ?」英単語の学習中にイメージ画像、語源、関連語、例文を簡単に確認。復習タイミングを通知する
1万語の中から覚えたい英単語を選び、発音、イメージ画像、語源、関連語、例文、復習管理など、あらゆる角度から英単語の学習をサポートしてくれる英単語アプリ。iOS版のみがリリースされている。
英単語を聞いたときに、単語が表すイメージ画像が日本語訳よりも先に頭に浮かぶようになると、会話の中でスムーズに単語を使いこなせるようになるという話を聞いたことがある。さらに、単語の成り立ちや、関連語などを見ておけば記憶のリンクが頑丈になりそうだ。試してみよう。
アプリを起動すると下図のメニュー画面が表示される。
1万語とはすごい。単語一覧を眺めているだけで一日が経ってしまう単語数だ。
単語を自分で探して登録したい場合は「新しい単語の登録」を選択する。単語を一括で登録する場合は「単語のランダム登録」を選択する。
下図は単語のランダム登録画面。単語レベルと語数を指定すればシステムがランダムで単語を抽出してくれる。単語のレベルとは使用頻度によってつけられたランクのことで、A+が最も使用頻度が多い単語、Fが最も使用頻度が少ない単語になる。
1個ずつ登録するのは時間がかかるので、英単語を全般的に学習していくなら「単語のランダム登録」が良さそうだ。
以下は登録した単語を学習するプレイ動画。
発音とともに英単語が表示されるので意味を考える。次に、画面をタップすると単語の意味が表示されるので、正解した場合はカードを下に、不正解だった場合は上にスワイプする。
上にスワイプ(不正解)した単語は、学習中に再び同じ単語が現れるので頭に焼き付くまで何回も確認しよう。
下にスワイプ(正解)した単語は、記憶に定着させるための理想的な日数が経過したタイミングで復習用単語帳(ピンク色)に格納されるので復習する。復習で再び正解すると、さらに数日後に復習用単語帳に格納される。
復習用単語帳に格納される期間は段々と長くなっていき、正解1回目は1日後、2回目は3日後、3回目は7日後、4回目は30日後、5回目は90日後、6回目は365日後に格納される。エビングの忘却曲線に基づいた復習管理のようだ。自動で復習タイミングを教えてくれるのはとてもありがたい仕様だ。
復習管理機能だけでも嬉しいのに、さらに、このアプリには至れり尽くせりの機能が搭載されている。順に確認してみよう。
単語にスターを付ける。後でスターを付けた単語だけに絞った学習ができる。
単語にメモを付与する。この単語の補足事項など自分で覚えておきたいことを残しておける。
単語の発音を再生する。何度でも再生可能。
単語の発音練習をする。マイクに向かって単語を話すと、システムが音声をもとに判定した単語が画面下部に表示される。
それにしても発音は難しい。自分では正しい発音をしているつもりでもなかなか正しい単語が認識されない。以下が実際の発音プレイ動画。oh、hello、poem。。
単語のGoogleイメージ検索を行う。単語の意味が覚えにくい場合はイメージとセットで覚えたい。んー便利だ。
どうしても覚えられない単語があったら、イメージ画像、語源、関連語、例文を総動員して単語を深く理解することで記憶に定着できる。頼もしいサポートの数々をありがとう。
限られた期間で勉強している学生たちのために、高校受験、大学受験、TOEIC、GREなどの目的別で単語のセットを一括して抽出してくれる機能が追加されたら大盛り上がりしそうだ。期待しよう。
以上、「あっ。これなんだっけ?」は、単語の学習中にイメージ画像、語源、関連語、例文を簡単に確認でき、さらに、覚えた単語の復習時期を適切なタイミングで教えてくれる英単語アプリである。