「1分間英単語」1単語1秒。最速の復習効率を目指す。
1単語を1秒で覚えることで、1分で60単語を復習する英単語アプリ。Android版とiOS版の両方がリリースされている。
英単語を長期記憶として脳に保存するには、単語1つ1つを丁寧に時間をかけて学習するのでは無く、単語1つを一瞬で確認し、それを何回も繰り返すのが効果的とのこと。試してみよう。
アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。画面は横向きのみ。「レッツトライ!」ボタンを押して学習を開始する。
学習を開始すると、英語と日本語の単語カードが表示される。単語の下にある4色のボタンを押して、単語の習熟度を色分けしていく。
赤は「見た瞬間に分かる」、緑は「見て3秒で分かる」、黄色は「見たことはあるが思い出せない」、青は「見たことも聞いたこともない」を表している。
一定時間経過後に次の単語に自動で切替わるので、直ぐにボタンを押さなければならないが、表示されている間にボタンを選ぶのは大変な作業だ。
そんなときは、画面下部の一時停止ボタンで単語の切替わりを止めたり、設定から手動でページをめくるようにすればゆっくり考えられる。
以下が実際のプレイ動画。
単語が表示されてから次の単語が表示されるまでの間隔は2.5秒。
「1単語1秒では無いのか?」と心配した人がいるかも知れないが、設定から「2倍速モード」に変更することができる。
以下が「2倍速モード」のプレイ動画。
単語表示間隔は2.0秒。速度は上がったが1単語1秒には届いていない。音声は2倍速になっても単語の切替わり間隔は2倍にはなっていないのだ。
次に、設定から「英語のみ発音する」に変更して計測した。以下が「2倍速モード」、「英語のみ発音する」のプレイ動画。
単語表示間隔は1.2秒。これは速い。1.0秒には届かないが気が引き締まる速さだ。
次に、設定から「音声無し」に変更して計測した。以下が「2倍速モード」、「音声なし」のプレイ動画。
単語表示間隔は1.0秒。これが目標である1単語1秒の学習速度。要するに、発音を聴いている場合では無いくらいの速さである。
最初から1.0秒間隔でプレイすると頭に入ってくる前に混乱するので、音声つきの2.5秒間隔から始めて、自信がついてきたら徐々に速度を上げるのが良いだろう。
プレイを開始する前に、黄色のみ再生、青色のみ再生など、再生する習熟度を選択することができる。赤色以外を再生などの複数選択ができないのが残念だ。
トップ画面の「単語を色分けする」ボタンを押すと、単語の一覧を見ながら色分けできる。
ただし、一覧から色分けする作業よりも、単語カードをめくりながら色分けしたほうが精神的な疲労感を感じにくいので、一覧画面からの色分けは修正が必要なときに使うのをお勧めする。
このアプリは目的別のシリーズがある。
・1分間英単語1400
・1分間TOEICテスト英単語2000
・1分間英会話360
・1分間高校受験英単語
・1分間東大英単語1200
・1分間早稲田英単語1200
・1分間慶応英単語1200
以上、「1分間英単語」は、1単語1意味のカードを4色の習熟度に分けることで苦手を絞り込み、習熟度の低い単語を最速で繰り返すことで効率的に記憶に定着させていく英単語アプリである。