「英単語サプリ」読む、聞く、話す、書くの4通りの学習法とアバター育成でやる気を維持する
読む、聞く、話す、書くの4通りの学習法で英単語を定着させる学習アプリ。Andorid版とiOS版の両方がリリースされている。
英単語を覚えるためにひたすらノートに単語のスペルを書きまくったことがある。そのおかげで覚えた英単語を長文の中で読んだり、書いたりできるようになったが、会話の流れの中で使うことができずに苦労した。
英単語を覚えるときは文字と音声をセットにインプット、アウトプットを繰り返したほうが効率的に覚えられそうと分かってはいるもののなかなか実行できずにいる。そんな状況でこのアプリは力になってくれそうだ。試してみよう。
アプリを初めて起動したときに男の子と女の子の2種類のアバターどちらかを選択する。LINEプレイを思い出す世界観だ。
英単語を勉強するときにこのアバターが走る。それでは標準トレーニングを（読む）をプレイしてみよう。まずは「単語帳カード」で勉強する。
画面に英単語が表示されるので、「知っている」or「知らない」を選択する。
「知っている」を選択した場合は、単語の意味を見て「自信あり」or「自信なし」を選択する。「自信なし」を選択した場合は、最後に再度英単語が表示される。
「知らない」を選択した場合は、無条件で再度英単語が表示される。
「知らない」または「自信なし」を選択すれば単語を何回でも繰り返すことができるので、頭に焼き付くまで繰り返そう。単語帳カードは1セット10単語である。
「単語帳カード」ですべての単語に自信がついたら、次に「確認テスト」を行う。
確認テストではアバターが外を走る。単語の意味を答える4択問題が表示され、正解するとアバターの走る速さが速くなる。
1問正解で1ポイントの経験値が貯まり、レベルゲージがMAXになるとアバターのレベルがアップする。
自分のアバターがレベルアップしていく様子を見て、もっとレベルアップさせたい気分になり、やる気につながる。ただ、いくらレベルアップしてもアバターの外見は変化せず、ずっとジャージ姿のままというのが残念だ。アイテムを手に入れて自分好みのアバターに変更できる仕様が追加されれば、もっと盛り上がるに違いない。
「知らない」または「自信なし」を選択した単語や、確認テストで間違った単語は苦手な単語と判定され、あとで苦手な単語に絞った訓練をすることができる。
このアプリの凄いところは、同じ単語セットでReading（読む）、Listening（聞く）、Speaking（話す）、Writing（書く）の4通りの学習法ができるという点である。
以下はListening（聞く）のプレイ動画。発音だけを聞いて意味を答えていく。
以下はWriting（書く）のプレイ動画。日本語訳と英単語の一部が表示されるので文字を入力して穴埋めする。パソコンのキーボードに慣れていない人は苦戦しそうだ。
以下はSpeaking（話す）のプレイ動画。発音が正しいかを試せる英単語学習は感動だ。そして発音が難しい。自分ではきちんと発音しているつもりでも不正解になることがある。訓練あるのみ。
そして、勉強の成果を試す「チャレンジモード」というものがある。Speaking以外の問題を解いてポイントを獲得し、ベストスコア更新を目指すモードである。
熱そうな惑星をアバターが走る。正解するとフィーバーゲージが貯まり、ゲージがMAXになるとフィーバーモード（10秒間ポイントが通常時の2倍）に突入する。気温も熱そうだが、ベストスコアを目指すプレイも熱い。
収録されている英単語は以下になる。学生から社会人まで幅広く利用できるアプリだ。
TOEIC試験対策…1580語
大学受験対策…3460語
高校受験対策…2280語
以上、「英単語サプリ」は、学生から社会人まで幅広く利用でき、読む、聞く、話す、書くの4通りの学習法で定着率を高め、アバターをレベルアップさせる仕様でやる気が継続する英単語アプリである。
