「私の英単語」ゲーム感覚で楽しめる1分間の速解き問題が熱い
1分間の英単語の速解き問題を繰り返すことで、パッと単語の意味が出るようになるのが狙いの英単語アプリ。iOS版のみがリリースされている。
受験に限らず、英文読解や英語を使って円滑なコミュニケーションをするには、英単語の意味を瞬間的にイメージできるようになることが重要だ。試してみよう。
主に利用するのは「1分チャレンジ」と「単語カード」。「1分チャレンジ」とは、1分間の英単語4択問題にチャレンジするモード。「単語カード」とは、アプリに登録されている英単語から復習用の単語カードを作成するモードである。
まずは「1分チャレンジ」。
トップ画面の「1分チャレンジ」ボタンを押すと下図の難易度選択画面が表示される。すべて大学受験を想定した難易度になっていて、「基礎900語」、「頻出850語」、「難関550語」の3つの中から選択する。
単語数は合計2300語(=900語+850語+550語)で難易度別に重複して登録されている単語は無い。
左側の星マークに表示されている数字はプレイヤーレベルを表していて、1分チャレンジに挑戦して経験値を増やすほどレベルアップしていく。
以下は「大学受験基礎 900」の実際のプレイ動画
かなり熱くなりプレイに没頭できた。
外国人女性のネイティブな発音とともに問題が表示され、回答ボタンを押すと○×表示と効果音のあとに直ぐに次の問題に切り替わる。
切り替わる速度が速いので、瞬間的に答えてページをサクサクめくることができた時が爽快だ。
さらに、コンボによるボーナスポイントが熱い。コンボとは、問題に連続で正解することで発生し、コンボを増やして正解するほどポイントが高くなる仕様である。
例えば、下表は1プレイで25問回答して発生したポイントの一覧である。
問題に正解すると10ポイントが加算され、不正解だと3ポイントが減点されることが分かる。
また、2回連続で正解するとコンボボーナスとして1ポイント加算され、その後、3回連続で2ポイント、4回連続で3ポイントというように、1回増えるごとに1ポイントずつ増えていく。
不正解だった時点でコンボはストップし、再度連続で正解するとコンボボーナスがまた1ポイントから始まる。なので、高ポイントを叩き出すには、出来るだけ間違いをしないように集中してプレイすることが重要になる。
ちなみに小さいことだが、2回連続で正解したとき2Comboと表示されるが、2回連続は1Comboではないだろうか。
プレイが終了すると下図の経験値獲得画面が表示される。ポイントの2分の1(小数点以下、切り捨て)が経験値になり経験値ゲージが伸びる。
例えば、上の表のプレイ結果だと320ポイント÷2=160が経験値となる。
経験値ゲージがMAXになるとレベルが1つ上がり、ゲージがリセットされる。レベルが上がるほど次のレベルに上げるのに必要な経験値が増えていく。
経験値獲得画面の次は結果発表画面が表示される。最終ポイントはプレイで獲得したポイントにレベルボーナス(レベル%)を足した値になる。
今回の例はレベル7なので、330ポイント+330ポイント×0.07=342ポイントが最終ポイントになる。
スマホゲームでよくあるコンボボーナス、レベルボーナスの仕様が、もっと素早く正確にプレイし、レベルを上げて高ポイントを獲得したい気分にしてくれる。努力の末、ハイスコアを更新したときに拍手が沸き起こる演出が嬉しい。
この画面では「間違えた問題」と「正解した問題」の一覧が表示されるので、自分の回答を見直すことができる。単語を押すと単語の発音が流れるので、次は間違えないように何度も再生して頭に焼き付けるといい。
「単語カード」とは、アプリに登録されている単語から暗記カードを作るモードである。
トップ画面の「単語カード」ボタンを押すと、作成した単語カードの一覧が表示される。画面右上の「カード追加」を押すと、
単語カード作成画面が表示される。
とても便利な機能として、1分チャレンジで間違った問題を対象にシステムが自動で単語カードを作ってくれる機能がある。
「自動生成」をONにしてから作成するカードの難易度を押すとカードが出来上がるので、手間が省けて嬉しい。1つの単語カードに含めれる単語の数は5個まで。
単語カードを眺めたあとは1分間チャレンジに似たような出題形式で単語カードの問題にチャレンジすることができる。単語カードに含まれるすべての単語に正解するとクリアとなる。
iOSの標準アプリ「Game Center」に対応しているので、ハイスコアを競い合う友だちがいればさらにモチベーションがアップしそうだ。
以上、「私の英単語」は、ゲーム感覚で楽しめる1分間の速解き問題が単語の勉強を熱く盛り上げてくれる英単語アプリである。スピードとコンボで楽しみながら単語を覚えていきたい人は一度プレイしてみることをオススメする。