「極ゆる家計簿〜クマときどき脳トレ〜」どんぶり勘定の緩い気持ちで家計簿をつける
細かいことは気にしないでどんぶり勘定で家計簿をつけるのが売りの家計簿アプリ。Android版とiOS版の両方がリリースされている。
楽しみながら出来る範囲で家計簿をつけようといった、ゆるい感じで家計簿の継続をサポートしてくれるらしい。
下図は収支金額の入力画面。落ち着いた感じの色使いがとても良い。ボタンが多いのでどうしても狭苦しさを感じてしまう。
見慣れないボタンがあるので説明しておく。
「TAX」は、入力されている数値に消費税を上乗せするキー。
例えば、「100」を入力したあとに「TAX」ボタンを押すと「108」が表示される。さらに、もう一度「TAX」ボタンを押すと、「108」に消費税を上乗せした「116」になってしまうので誤タップに注意だ。
「FLR」は、入力されている数値の小数点以下を切り捨てるキー。
例えば「55.99」を入力したあとに「FLR」ボタンを押すと「55」が表示される。「決定」ボタンを押した時に自動で小数点以下が切り捨てられるのに、あえて「FLR」キーを配置しているのは何故だろうか。
その他、「000」ボタンや2つの「×」ボタンなど、あまり使わないボタンを無くしたり、統一したりでボタンの数を減らしてサイズを大きくしてくれれば狭苦しさが解消されそうだ。
いつものシナリオに沿って収支を入力してみよう。
■1日目
給与収入 31万円
パスタ 1200円
まぐろの刺身 800円
ビール 520円
ゴルフセット購入 13万円
■2日目
おにぎり 120円
緑茶 150円
スポーツジム契約 15万円
電気代 2200円
カレーライス 800円
洋服 3900円
■3日目
朝マック 680円
そば 900円
レンタルビデオ 400円
配当金収入 5万円
飲み会 3900円
まず、下図赤枠内から該当する費目の画像を選ぶ。例では、給料を選択した。
すると、登録リスト(下図青枠)に入力した内容が追加される。何と、たったこれだけで1つの登録が完了である。商品名や店名などの細かい情報は保存しない方針によって、入力がとても楽になった感じだ。
アプリの説明文では、レシート1枚の合計金額を1つの入力として保存することを推奨している。例えば、スーパーで物を買ったらトイレットペーパーが混じっていても食費にする。まさに、どんぶり勘定。徹底的に入力作業の重荷を軽減させてくれる。
なお、登録リスト(下図青枠)はフリック入力で画面をスクロールさせることができない。画面左下の「登録リスト」ボタンを押せば、登録リストのみが全画面表示されるので、内容の確認と修正はそこで行える。
日付の横にある水色の矢印を押せば、過去や未来の入力をすることができる。1つ気になるのは、入力データの日付のみ訂正することができない点である。
例えば、7月24日の入力をすべて済ませたが、7月23日の間違いに気が付いた場合、入力データの日付のみ変更することができない。
なので、7月24日のデータをすべて削除して、7月23日の方に1からデータを入力し直さなくてはならないことになる。
画面下の「きろく帳」を選択すればカレンダーの一覧表示や収支内訳を確認することができる。
先月との比較ができるのが便利だ。なお、昨年度との比較、費目別に先月と比較、2つの月を指定して比較する機能は無い。
このアプリのさらに面白いところは、画面下の「ホーム」を押すと、ごくゆる村という場所に移動し、キンクマという可愛いキャラクターとその仲間たちの劇を見ることができるところだ。
画面下の「脳トレ」を押すと、脳を鍛える4種類のゲームをすることができる。各ゲームをプレイしてポイントを貯めればガチャを回すことができ、ガチャで当たったアイテムはごくゆる村に配置できるのだ。
アイテム数は全部で400種類以上。コンプリートした極ゆるプレイヤーはいるだろうか。
ゲームは簡単でも、これが結構面白い。新記録を出すために何時間もプレイしてハマってしまうほどだ。
以下はサバゲーのベストスコア更新動画。サバの種類や進行方向に応じて上下左右にフリックするゲーム。んー面白い。
入れ忘れ防止の通知メッセージの「今忙しいんだったら、明日やればいいよ。」がゆるくていい感じだ。
よし、ゆるーく家計簿を始めよう。