「集中タイマー」集中タイムと休憩タイムを待ったなしで交互に通知し続ける
集中タイムと休憩タイムを交互に繰り返しながら通知してくれる時間管理アプリ。iOS版のみがリリースされている。
同じコンセプトのアプリに「休みタイマー」と「集中タイマー(Mr.ビーン)」があり、以前紹介した。このアプリ(以下、競合アプリ)との違いも見ながら試してみよう。
アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。空に浮かぶ「集中!!」と残り時間。気持ちよく集中できそうな気分になる。
最初に画面右上のボタンを押して設定画面を開き、集中タイム、休憩タイムの時間の長さ、アラームの有無、リマインドの有無を設定する。
競合アプリはピッカーを用いて時間の長さを設定するが、このアプリは数字キーボードで指定する。クルクル回すピッカーの方が素早く時間を指定できそうに思えるが、実は数字キーボードの方が速い。なので、指定のしやすさといった観点では、このアプリのほうが優れている。
リマインド設定とは、休憩時間が終わる1分前~5分前に、もうすぐ休憩時間が終わる旨を通知してくれる機能である。なので、休憩中はアプリをバックグラウンドにして、スマホを使ってネットサーフィンやゲームを楽しんでいても、休憩タイムの終わりを逃す心配がなくなる。
ただし、アプリをバックグラウンドにしたままだと、集中タイムと休憩タイムが切り替わるタイミングでアラームが鳴らないので、休憩タイムが終わったら忘れずにアプリをフォアグラウンドに戻しておくこと。
集中タイムと休憩タイムは以下の動画のように切り替わる。競合アプリでは切り替わるタイミングで確認画面が表示されるが、このアプリでは集中タイムが終わったらそのまま休憩タイムに入る。また、休憩タイムが終わったときも同様に、そのまま集中タイムに入る。
そして、大きな特徴は、このアプリには一時停止ボタンが無いことだ。タイマーを止めることは、すなわち、タイマーをリセットすることを意味する。
なので、集中タイムが開始したら待った無しでカウントダウンは進んでいく。来客、トイレなど、余計なことは気にせず集中せよということだろう。
嬉しいのは、残り時間を表現しているプログレスバーだ。ゲージの量を見ると、どのくらいの時間が経過したのかを視覚的に把握することができる。競合アプリには無い機能だ。
以上、「集中タイマー」は、待った無しで進んでいく集中タイムと休憩タイムを繰り返し、余計なことは気にせず集中できるよう協力してくれる時間管理アプリである。