「OneNote」メモ、画像、スケッチなどのあらゆるものを整理してクラウドに保存する

2020年6月16日

「OneNote」は、メモ、画像、スケッチなどのあらゆるものを整理してクラウドに保存し、あらゆる端末から編集することができるアプリ。Microsoftが提供し、Android版とiOS版の両方がリリースされている。

Androiid版とiOS版で見た目が結構違うようだ。今回はiOS版を試してみる。なお、OneNoteを利用するには事前にMicrosoftアカウントを作成しておく必要がある。

アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。多機能を感じさせないシンプルな画面だ。
トップ画面

 

画面上部の「+」ボタンを押すと新しいノートが作成され、画面右下の「+」ボタンを押すと新しいページが作成される。数種類のノートを作り、その中にメモ(ページ)を追加していくイメージだ。

では、下表のメモを入力してみよう。
メモ内容

 

+ボタンボタンを押すと下図の選択肢(写真、一覧、ノート)が表示されるので「ノート」を選択する。
追加する項目を選択

 

メモ入力画面が表示されるので、タイトルと本文を入力し、画面左上の「<」を押すとメモ1件の登録完了となり、トップ画面に戻る。

保存した段階でデータがクラウド上に保存されるので、端末故障や紛失によってデータを損失する心配が無いのが嬉しい。
メモ入力画面

 

下図はすべてのメモを入力したあとの画面。タイトルと本文の冒頭(40~50文字程度)が表示される。メモを作成した日付が表示されないのは残念だ。
メモをすべて入力したあとの画面

 

このアプリの凄いところは、チェックリストや画像、声の録音などをメモに添付できる点である。

メモ入力画面の画像添付ボタンボタンから画像を添付、マイクボタンボタンから声を添付、チェックリストボタンボタンからチェックリストを作成することができる。

以下が実際にメモにチェックリスト、画像、声を添付した動画。添付した画像は一覧画面に表示される。

 

画像を撮影して添付するときに、以下の動画のように、写真の種類に「ホワイトボード」、そしてボードの輪郭を指定すると、白黒で文字がクッキリして、斜めから撮影しても正面から取ったようにしてくれる。んー便利だ。

 

ノートを複数作成し、保存してあるメモを各ノートに移動することもできる。
ノートブックを作成

 

もちろん、パソコンのOneNoteとも同期がとれるので、外出中はアプリでメモ、自宅ではパソコンでまとめるといった使い方が良さそうだ。また、ノートは他の人と共有することができるので、メモを超えたパワフルな使い方が可能だ。

以上、「OneNote」は、画像や音声を添付したノートをクラウドに保存して整理し、どの端末からも編集可能なアプリである。

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