「The Wheelパーティーゲーム」知識、瞬発力、記憶力など様々な能力が試されるチーム対抗ゲーム

2020年6月16日

複数チームに分かれ、ルーレットで当たったゲームで対戦するパーティーゲーム。iOS版のみリリースされている。

頭脳プレイが必要なゲームがたくさんあるそうだ。試してみよう。

アプリを起動すると下図のトップ画面が表示される。真ん中のルーレットはフリックで回すことができる。回しても何も起きないただのアクセサリーだが、このゲームを始めてやる人への説明で使えそうだ。

画面左下の「新しいゲーム」ボタンを押すと、
トップ画面

 

チーム設定画面に移動する。この画面でゲームの時間(20分、40分、70分、100分)、チーム名、チームメンバーを設定する。

チームは最大3チームまで登録できる。1チームに所属できるプレイヤーは何名でも大丈夫そうだ。試しに50名ほど入れてみたが登録できた。

すべて設定したら「レッツゴー」ボタンを押してゲームスタート。
チーム設定画面

 

プレイヤー名が画面右上に表示されるので、その人がルーレットを回す。ルーレットを回す勢いが弱かったり、回っている途中でルーレットを指で押さえて止めたりするとやり直しになる。

 

ルーレットがマスに止まったらゲームのルール説明が表示されるが、日本語に直訳されたような文章になっていて内容が分かりづらい。読んでもさっぱりルールが理解できない人が多いだろう。ここは改善必須だ。
ゲームルール説明

 

ルーレットのマスの種類は全部で5種類ある。マスの種類ごとにどのようなゲームが行われるか確認しよう。

「チームプレイ」
チームプレイのマス

システムがプレイヤーを指名する。プレイヤーはシステムから与えられるお題を、ジェスチャー、言葉で説明、絵を描くのいずれかの方法で同じグループのメンバーに伝え、メンバーがお題を当てることができたらポイントゲットとなる。

以下の動画は、絵を描くモードのプレイ動画。プレイヤーは画面左下のボタンを押してお題を確認し、絵を描く。

絵を見たメンバーがお題を当てたり、難しいのでスキップしたいと思ったときは「新しいワード」ボタンを押して次に進む。

 

ジェスチャー、言葉で伝えるモードでは画面中央にお題が表示されるので、プレイヤーのみがそれを見ながらプレイする。言葉を使うときはお題そのものを言ってはならない。

与えられるお題は「筋繊維、メインボード、グアカモーレ、年齢線」など難易度が高いものが多い。苦戦必至だ。
ウールのカーディガン

 

 

「デュアルモード」
デュアルモード

システムに指名された2名が対戦し、勝利したプレイヤーにポイントが付与されるモード。知識、瞬発力、ひらめき、記憶力が試される複数のゲームが用意されている。

知識が必要なゲームは、お題の場所を地図上で示すゲーム。正解の場所に近い方のプレイヤーが勝利となる。古代遺跡の場所など、難易度はかなり高い。

タイタニックが沈没した場所。。勉強になった。

 

瞬発力が必要なゲームは、ボールを取り合うゲーム。指定位置に指を置いて、信号が青に変わったあとに先にボールを取ったプレイヤーの勝ちになる。信号が青に変わる前に指を指定位置から離してしまうとフライングとして判定されそのプレイヤーの負けになる。2回先取したプレイヤーの勝ちになる。

 

ひらめきが必要なゲームは、1枚の写真に何が表示されているのかを早押して答えるゲーム。1枚の写真にはパネルが被せられていて、時間経過とともに徐々にパネルが取り除かれて表示面積が大きくなっていく。
写真パネル

 

記憶力が必要なゲームは「メモリーエクストリーム」という名前のゲーム。いわゆる神経衰弱である。

カードの裏には動物のシルエットが描かれていて、多くカードを取ったプレイヤーの勝ちになる。1ターンごとにトランプ数枚が移動するので見逃さないようにすること。
メモリーエクストリーム

「ポイント収集」
ポイントモード

チームのみんなでプレイしてポイントを集めるゲーム。

システムがお題に関連のある用語を10個提示する。グループメンバーはお題から連想する用語を答えていき、システムが用意した用語と一致した数だけポイントをゲットできる。

例えば、お題「インディー・ジョーンズ」なら、ハリソン・フォード、ジョージルーカスなどといった具合だ。お題に関連する用語であってもシステムが用意した用語でなければポイントにはならない。

あるハリウッド俳優の出演映画など難易度の高いお題が多いので、チーム全員の知識をフルに使って関連用語を連呼すべし。
ワードボーリング

 

 

「オークション」
オークションモード

システムが提示したゲームをオークション形式で競り合い、競り落としたチームがプレイすることができるモード。

例えば、システムがお題「クリント・イーストウッドの映画」を提示してきたら、チームBが「5個答えられる」と答えて、続いてチームAが「6個答えられる」と答えて、さらに、チームBが「7個答えられる」と答えてを繰り返し、最終的に答えられる数が多いほうがお題にチャレンジできるというものだ。

宣言どおりの数を答えることができたらチャレンジしたチームがポイントをゲットすることができるが、逆に、宣言より少ない数しか答えることができなかったらチャレンジしなかったチームにポイントが入る。

このモードはチームが一丸となった駆け引きが重要になるモードだろう。

お題は関連する用語を挙げる問題以外にも、絵を描いたり、ジェスチャーを使ったりするものがある。
オークション

 

「失点」
失点

ルーレット上に1つしかないこのマスに止まると、ルーレットを回したプレイヤーのチームから無条件で5ポイントが減点される。

ルーレットがこのマスに止まりそうになったときに、すかさず、ルーレットを指で止めれば回し直すことができるが、ありだろうか。。

 

これらのゲームを制限時間いっぱいまで楽しみ、最終的に最も高いポイントを持っているチームの優勝になる。

以上、「The Wheel パーティーゲーム」は難易度が高めの問題が多いので飲み会や合コンなどの酔っているときの余興には向かないが、クイズが好きなメンバーを集めて真剣勝負のチーム対抗クイズ大会をしたいときに使えるパーティーゲームアプリである。

説明文の分かり易さや、ゲームを盛り上げるための演出がいま一歩といったところだ。また、日本人向けとは思えない問題も多い。この辺りが改善されてさらに面白くなることを期待しよう。

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