「音が出るお絵描き」色を塗っている最中に可愛い音が鳴る

2020年6月16日

描くたびにかわいい音が鳴るのが特徴のお絵描きアプリ。iOS版のみがリリースされている。

考えてみると、絵を描くときはいつも無音で集中していることが多いので、1回1回のペンさばきにあまり楽しさを感じていない。効果音が絵を描く作業の楽しさをどこまで増幅してくれるだろうか。試してみよう。

アプリを起動するとすぐに編集画面(下図はiPhone版)が表示される。

画面上部にはカラーパレット、画面下部には線種の設定やデータの削除、保存ボタンが用意されている。

何をするためのボタンなのか絵からおおよその見当がつくので、小さい子供でもすぐに使えそうだ。
iPhoneのトップ画面

 

下図はiPad用の編集画面。iPhone用は線の太さが3段階だが、iPad用は6段階になる。
iPad版の編集画面

 

画面上部には9色のカラーパレットが表示されている。これ以外の色を選択することはできない。

ペンボタンはフリーハンドで描くモードで、指でなぞった通りに描画される。円ボタンは円、長方形は長方形を描くモードで、対角線を指でなぞると図形が描画される。

消しゴムボタンは消しゴムで、指でなぞった箇所の色が消える。消しゴムの太さはペンの太さと同じように指定できる。

保存ボタンボタンは描いた絵を保存する。削除ボタンボタンは描いた絵を削除する。保存するときは確認ウィンドウが開くが、削除するときは何も聞かずに削除してしまうので、上手くいった作品をうっかり削除してしまわないように注意が必要だ。

実際に絵を描いたときの効果音は以下の動画のようになる。プニップニップニッとか、ポヨッポヨッポヨッとか、面白い音がなる。小さい子供がよく履いている笛靴を思い出した。これは幼児受けしそうだ。

 

効果音は色ごとに決まっていて、消しゴムを含めて全部で10種類になる。長方形や円を描くと、最後に太鼓のような音が鳴る。

 

画面右上のレインボーボタンボタンは9色が1秒おきに順番に自動で切り替わるモードである。

なので、連続で描いた場合は以下の動画のように一定の順番の色で描画される。なお、色の切替わりは自動で行われるので、黒の次は必ず黄色になるというわけではない。

顔が時には黒になったり、色にこだわらない新しいアイディアが生まれそうな気がして楽しい。

 

欲をいえば、赤から紫までの光のスペクトルのような変化をして欲しかった。
光のスペクトル

 

以上、「音が出るお絵描き」は、笛靴を想起させるような効果音で楽しく絵が描ける幼児向けのお絵描きアプリである。

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