「お父さん電卓」計算すると白戸家のお父さんが手を振る
Softbankが提供する電卓アプリ。白戸家のお父さんが計算してくれるのが売りである。
iOS版とAndroid版の両方がリリースされている。
アプリを起動すると「Softbank」のロゴのあとに電卓画面が表示される。電卓画面が表示されるまでの時間が他の電卓アプリよりも若干長い。
計算結果と共にお父さんが手を上げる。掛け算、割り算などの計算式の種類によらずお父さんのアクションはこれだけである。もっと色々なアクションを期待していた。
この電卓の致命的な点はメモリー機能が無いことだ。例えば、100円3枚と500円4枚の合計を計算したい場合、
「100×3+500×4=」
と電卓にそのまま入力すると、300と500の合計に4が掛けられて3200円という誤った値が出力されてしまうので、普通の電卓ではメモリーキーを利用して
「100×3=(M+)500×4=(M+)(RM) 」
と入力し、正解の2300を得る。⇒「メモリーキーの使い方」
しかし、お父さん電卓にはメモリーキーが無いので、上記の計算をする場合は100×3=の計算結果をどこかにメモしておく必要がある。メモリーキーに変わる機能も備わっていないので、使い勝手が悪い。
設定画面で設定できる項目は「プッシュ通知」のみ。インストールしてから今のところ通知は来てないが、どんな通知が送られてくるのだろうか。
電卓画面の右上または右下の「計算履歴」ボタンを押せば、「=」ボタンを押して確定させた計算結果の履歴を見ることができる。「計算履歴」ボタンが2つある理由は謎である。
お父さん電卓は「=」キーを押した時に挨拶するお父さんが可愛い。これに尽きる。